
生成型AIスタートアップカウントダウンアイ(Countdn AI)は、中小ベンチャー企業部の民間投資主導型技術創業支援プログラムであるTIPS(ティップス)に最終選定されたと26日明らかにした。
今回の選定は2023年11月、シード投資を誘致したアクセラレーターニューパラダイムインベストメントの推薦を通じて行われた。これにより、カウントダウンエイアイは今後2年間、研究開発(R&D)資金5億ウォン、海外マーケティング及び事業化資金2億ウォンなど最大7億ウォンの政府及び民間支援を受けることになる。
カウントダウンエイアイはAIベースのイメージ・映像生成アプリケーション「ミー(MeeAww)」を運営しており、累積130万人以上のグローバルユーザー数を記録したことがある。このアプリは一枚の自撮りで多様なスタイルの人物イメージを生成することができる機能を提供しており、アニメスタイルフィルターやキャラクター一貫性維持技術などを通じてユーザー利便性と活用度を高めているという評価を受けている。
同社は今回のTIPS課題を通じてテキスト、イメージ、映像など多様なデータを統合的に処理するマルチモーダル生成型AI技術開発を目指している。独自のLLM(大規模言語モデル)アーキテクチャに基づいて、入力データの特性を分析して結合し、画像だけでなく動画コンテンツ生成まで可能な「オールインワンジェネレータ」を実装する計画だ。
特にキャラクターのルックスとスタイル、個性を様々な状況でも一貫して維持する技術高度化を通じて、ストーリーテリングやブランドコンテンツ分野での活用度を高めるという戦略だ。今後、その技術は「ミウ」APIの形で外部に提供され、企業や創作者が活用できるようにする方針だ。
カウントダウンエイアイキム・サンヒ代表は「今回のTIPS選定は自社の技術力と市場の可能性を検証されたきっかけ」とし「マルチモーダルAIモデルの独自開発に集中し、グローバルコンテンツ企業とのコラボレーションや人材採用を通じて事業を拡大していく」と話した。
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