
アンフラップ株式会社は、世宗創造経済革新センターが主管するスタートアップ成長支援プログラム「世宗Invest On(世宗インベストオン)」の保育企業に最終選定されたと29日明らかにした。
アンフラップは人工知能(AI)ベースのスマート製造ソリューションおよび業務自動化技術を開発するスタートアップで、3月には中小ベンチャー企業振興公団の「2025青年創業士官学校(青昌社)」15期に選定され、最大1億ウォン規模の事業化資金を確保した。
同社は2024年にKAIST Open Venture Lab 2期と創業中心大学プログラムなどを通じて独自のR&D能力を蓄積してきた。
現在、アンフラップは中小製造企業向けのAIベースのスマートMESソリューション「FactoryX」の上半期発売を準備中だ。このソリューションは、中小規模の工場で必要なコア機能のみを選別し、軽量化された方法で提供することが特徴であり、すでに多数のメーカーから購入意向を確保している。これとともに、AIを活用した業務自動化ソリューション(AX*)の開発も並行している。代表製品としては、顧客管理自動化ツール「スピア(Sphere)」、マーケティングインサイト自動レポートツール「マイクモ(myCMO)」などがあり、これはそれぞれCRMと初期マーケティング効率化を支援する。
アンフラップはこの他にも弘益大学との産学協力を基盤に「2025年現場型人材育成プログラム」に参加中であり、上半期公開採用を通じてAI研究開発、マーケティング、営業など主要職務で地域人材確保に乗り出している。
キム・ジンヨン代表は「技術開発は市場とユーザーの実質的な問題を理解し解決することに焦点を合わせている」とし「今回の「世宗Invest On」選定は製品高度化と市場進入のための基盤を設けるきっかけになるだろう」と明らかにした。
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