
化粧品製造特化B2Bプラットフォーム「ブラネット(Branit)」を運営する(株)チームパス(代表イスルエ)が信用保証基金の有望創業企業育成プログラム「リトルペンギン」に最終選定されたと26日明らかにした。
「リトルペンギン」は、信用保証基金が毎年成長潜在力の高いスタートアップを選抜し、資金支援、保証、メンタリング、投資連携などを提供するスタートアップ発掘プログラムで、選抜企業は今後「ファーストペンギン」に成長する可能性が高い次世代ユニコーン候補群として評価チームパスは今回の選定で最大10億ウォン規模の保証支援とともに本格的な事業拡大機会を確保した。
ブラネットは、国内で初めてサプライチェーン管理(SCM)データをベースにした化粧品製造B2Bプラットフォームである。従来のアナログ方式にとどまっていた国内化粧品製造市場で、メーカー探索から商品企画、生産コミュニケーションまで全過程をデジタル化した。メーカーの実績、製剤、最小注文数量(MOQ)、生産認証などのコアデータを分析し、最適な製造パートナーを結ぶ自社開発検索アルゴリズムを適用している。
プラットフォームを利用するブランド社は所望の条件のメーカーを迅速に見つけることができ、超少量生産から輸出連携まですべての過程をオンラインで進行して生産効率性と透明性を高めることができる。現在、ブラネットはインディビューティブランド、インフルエンサー、大企業コラボレーションプロジェクトなど多様な市場需要に合わせて事業を拡大中だ。
一方、チームパスは昨年中小ベンチャー企業部のグローバル技術創業プログラム「ティップス(TIPS)」に選定され、約5億ウォン規模の研究開発資金を確保したことがある。今回の「リトルペンギン」選定でプラットフォーム技術の高度化、AIベースのメーカーマッチングアルゴリズムの精巧化、海外インディビューティーブランド誘致およびグローバル進出など事業拡大を本格推進する計画だ。
チームパスのイスラエ代表は「今回の選定は、ブラネットの製造革新技術力と国内化粧品産業のデジタル転換の必要性を同時に認められた結果」とし「今後、ブランドとメーカーを迅速かつ精巧に結びつけ、スマート製造エコシステム構築に努めるだろう」と話した。
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