
ケージエー(KGA)とサムスンスパック9号がそれぞれ臨時株主総会を開き、両社合併議案を承認したと28日明らかにした。両社間の合併比率は1対0.3309614で、合併価額は6043ウォンだ。
ケージエイは今回の上場を通じて流入する資金を▲受注増加に伴う生産能力(CAPA)拡大▲二次電池電極装備など主力製品の高度化▲新製品開発のための研究開発(R&D)などの投資財源として活用する計画だ。ケージエイは現在、京畿道平沢ブレインシティ産業団地内に大規模な新工場を増設中で、今回の上場を通じて流入する資金が生産効率の最大化と対応速度向上に大きく寄与すると期待している。
ケージエイは昨年、連結基準前年比266%増加した514億3000万ウォンの売上高を達成し、大幅な売上成長を示現した。同じ期間営業利益と当期純利益もそれぞれ376%、364%増加した34億ウォンと28億ウォンを記録し、3年連続黒字基調を続けた。
二次電池電極工程装置分野でケージに続く幅広いネットワークと差別化された技術力をもとに、国内外のグローバルバッテリーメーカーを対象とした新規受注を持続拡大していく計画だ。
国内二次電池装備企業の中で最も多くのグローバル顧客会社のプールを確保しており、最近全固体バッテリー用の工程装備需要が急速に増加しているだけに、今年は創設以来初めて年間1000億ウォン台の新規受注達成も期待されているというのが会社側の説明だ。
新事業部門ではヒューマノイドロボット市場進出も本格化している。ケージエイはモビロボティクスと協業して次世代ヒューマノイドロボット用の拡張電源ソリューションを開発中だ。ヒューマノイドの胸部など、両足に保護カバーとバッテリーを一体化した設計で、運用時間を最大2倍まで向上させることができる高付加価値ソリューションだ。
ケイジエイ関係者は「コスダック上場を通じて電極工程装備部門はCAPAを大幅に拡大し、グローバル供給能力と実績ともに一段階以上飛躍できるだろう」とし「新事業部門は商用化時点をさらに進め、ヒューマノイド、新素材分野の先導企業に飛躍する計画」と話した。
ケージエイは上場を契機に本願事業の強化と新成長動力の育成を並行し、長期的に企業価値と実績を同時に引き上げる方針だ。コスダック上場日は6月18日に予定されている。
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