デイワンカンパニー、米現地法人設立

成人教育コンテンツ企業デイワンカンパニーが米国デラウェア州に現地法人「Day1company USA(仮称)」を設立し、グローバル事業拡大に乗り出すと21日明らかにした。

今回の米国法人設立はグローバル教育市場での成長勢いを加速し、世界最大の教育市場である米国内の競争力強化のための戦略的決定だ。先に日本と台湾進出を通じて蓄積したグローバル運営経験をもとに、米国市場での本格的な事業展開が期待される。

市場調査機関ホロンIQ（HolonIQ）によると、全世界の教育市場は2030年までに約10兆ドル規模に成長すると予想され、このうち職業教育分野は年平均6.5％の成長率を記録すると予想される。デイワンカンパニーはAI、テック、デザイン、図面など需要の高い分野を中心に差別化されたコンテンツを提供する計画だ。

新設された「Day1company USA」は、デイワンカンパニーの代表ブランドである実務教育プラットフォーム「ファーストキャンパス」と職務スキル教育ブランド「コロッソ」の米国事業を専担する。現地オーダーメード型コンテンツ企画・制作・流通まで合わせるバリューチェーンを構築し、市場オーダーメード型教育経験を提供することを目指す。

同社は今後3年間、オリジナルコンテンツ制作と現地講師交渉に約200億ウォンを投資し、コンテンツ企画者やマーケターなど専門人材50人余りを採用して現地化力量を強化する予定だ。これを基に、今年米国市場で約100億ウォンの売上を目標に設定した。

また、米国で制作したグローバルスタンダードコンテンツを国内にも導入して国内学習者に提供する「逆輸出」モデルも共に推進する予定だ。これを通じて国内教育市場でも競争力を高め、カナダなど北米地域全域で事業拡大を続けていく計画だ。

デイワンカンパニーのイ・ガンミン代表は「今や教育は国境を超越した実戦力量競争の舞台」とし、「単純なローカライゼーションにとどまらず、米国市場の産業構造とトレンドに合わせた革新的なコンテンツを通じてグローバル教育エコシステムを主導していく」と明らかにした。

• 関連記事をもっと見る