
人工知能ベースの3Dセンシングソリューションスタートアップ(株)ディープインサイトが来る4月24日から26日までソウル三成洞COEXで開かれる'2025ワールドITショー(WIS 2025)'に参加し、自社の核心技術ソリューションである'カモシス(CAMOSYS)' 21日明らかにした。
ディープインサイトは今回の展示で「AIカメラと共に見る未来(See the future with AI camera)」をテーマにブースを構成し、観覧客を対象に自社のAIベースの3D認識技術をリアルタイムで実演する予定だ。当該技術は自律走行、スマートモビリティ、デジタルツインなど未来技術産業での活用可能性を念頭に開発されたもので、現場観覧客に直接的な体験機会を提供する。
ディープインサイトの「カモシス(CAMOSYS)」は車室内モニタリングシステムで、運転者だけでなく車内のすべての搭乗者の状態を分析するのが特徴だ。既存のシステムが主に運転者の眠気や視線逸脱を感知することに焦点を当てた場合、カモシスはディープラーニングベースの顔認識、視線追跡などの技術を通じて全方位的な室内モニタリングを実現する。これにより、自律走行環境での搭乗者の安全確保とユーザー体験の向上に寄与することが期待される。
もう一つの主力ソリューションである「ディメンビュープロ」は携帯型3D空間スキャナで、固定型LiDARの限界を補完しようと開発された。高性能LiDARとRGBセンサーを搭載し、空間を素早くスキャンして3D図面に変換する機能を提供し、AIベースのオブジェクト認識技術により不要な動的要素を自動的に除去する機能も備えている。このソリューションは、デジタルツイン、スマート建設、施設物管理など様々な産業分野で活用可能であり、CES 2025で革新賞を受賞した。
ディープインサイトは今回のイベントでパートナー社である3Dセンサー企業オルベック(ORBBEC)の製品も一緒に展示し、自社の技術ポートフォリオをより立体的に披露する予定だ。展示ブースはCOEX AホールAE140番に位置し、現場訪問者はディープインサイトの最新技術を直接体験することができる。
ディープインサイト関係者は「今回のWIS 2025参加を通じて、自社のAIおよび3Dセンシング技術が実際の産業現場にどのように適用できるか具体的な事例で紹介する計画」とし、「今後も技術を通じた産業革新と実質価値創出に集中していく」と伝えた。
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