
環境にやさしいバイオ航空油(Bio-SAF)原料開発企業(株)グリーンダ(代表ファン・ギュヨン)がPre-Aシリーズ投資を誘致したと明らかにした。今回のラウンドに参加した投資会社は、AIエンジェルクラブ、ブルーポイントパートナーズ、オラクルベンチャー投資をはじめ、AIエンジェルクラブとシエンティテックが共同で結成した「エイアイエンジェル-シエンティテック個人投資組合2号」、シエンティテック-DBドリームビッグ投資組合」だ。
グリーンダは廃棄物として扱われた未活用油脂をバイオ航空油原料およびプラスチック原料に変える技術を開発して注目を集めている。グリーンダ独自の専用工程でバイオ航空油(Bio-SAF)原料として生産し、この過程で残される副産物さえ高付加価値のバイオプラスチック原料にアップサイクリングする方式だ。これは、汚泥を単に低級燃料や飼料化する従来の方式と区別される。
グリーンダは忠北(チョンブク)増平本社を中心に忠清圏、全羅圏など全国の主要地域に収集及び貯蔵拠点を確保している。また、日本現地法人との協力を通じてアジア市場への進出も本格化し、海外サプライチェーンを段階的に拡大する計画だ。
AIエンジェルクラブチェ・ソンホ会長は「グリーンは食品ゴミの最後まで資源に循環させるというビジョンを持って事業展開をしている」とし「気候危機対応とESG実践を同時に実現できるグリーンダの技術は今後もより多くの投資家とパートナーの注目を受けるだろう」と評価した。
グリーンダ・ファンギュヨン代表は「グリーンダは廃棄物問題を解決する上でさらに新しい産業資源に転換することに集中している」とし、「今後も技術高度化とグローバルパートナーシップを通じて環境にやさしいエネルギー技術で炭素中立時代に先頭に立つ」と明らかにした。
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