
KQエンターテインメントは、企業公開(IPO)推進のために未来アセット証券と主管社契約を締結したと明らかにした。今回の契約を通じてKQエンターテインメントは本格的な上場準備に突入し、来年上場を目標に内部組織整備と公募手続きに着手する計画だ。
KQエンターテインメントは2013年に設立された総合エンターテイメント企業で、グローバル市場を狙ったボーイズグループエイティズ(ATEEZ)とサイカス(xikers)を中心に事業を展開している。両グループとも米国とヨーロッパを含む海外市場で成果を見せ、K-POPのグローバル化の流れの中で立地を強化している。
特にエイティズは2021年アメリカビルボードメインチャート「ビルボード200」に進入した後、2023年正規2集と同年ミニ11集でチャート1位を連続して記録した。サイカスもデビュー初年に2枚のアルバムをビルボード200チャート100位圏内に進入させてグローバルファンダムを確保している。
実績面でもKQエンターテイメントは高い成長傾向を見せた。同社は2022年に464億ウォンの売上と44億ウォンの営業利益を記録したのに続き、2023年には売上650億ウォン、営業利益59億ウォンに成長した。 2024年には売上1,158億ウォン、営業利益125億ウォンを達成し、2年ぶりにそれぞれ約150%、184%の成長を示した。主な成長動力は海外公演の売上高で、全体の売上比率が25%から49%に上昇した。
KQエンターテインメントは、今後上場を通じてアーティストIP拡大及びグローバルコンテンツ事業を強化し、新たな成長動力を確保する方針だ。キム・ギュウク代表は「今回の上場を通じてグローバルエンターテイメント市場でKQだけの競争力をさらにしっかりとするだろう」とし、「成功的なIPO推進のために徹底的に準備する」と明らかにした。
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