
生成型人工知能(AI)ベースのビッグデータ分析企業ニューエンAI(NEWEN AI、旧アルエスエン)は15日、韓国取引所からコスダック上場のための予備審査承認を受けたと明らかにした。上場主管社はNH投資証券だ。
2004年に設立されたニューエンAIは、AI技術に基づいて産業別の購読型データ分析ソリューションを提供している。同社は約1,800億件に達する国内最大水準のデータを保有しており、産業および業務分野別に900以上の分析モデルを備えている。これにより、様々な産業群に特化したAIソリューションを提供中だ。
主なサービスとしては、▲企業カスタマイズ型データ分析システム「Quetta Enterprise」、▲汎用データサービス「Quetta Service」、▲データ精製・加工専門サービス「Quetta Data」などがある。これらのサービスは、会社が自ら開発した口語体特化言語モデル「クエタ(Quetta)」を基盤とする。
ニューエンAIは2018年から2024年まで、最近の7カ年で年間平均17.5%の売上成長率を記録し、全体の売上の90%以上が民間部門で発生している。また、長期顧客比率が73%、平均契約維持期間は10年で、安定した収益構造を確保していることが分かった。
先にニューエンAIはコスダック上場のための技術性評価でナイス評価情報と技術保証基金からそれぞれA等級を受けた。 AIコア技術の完成度、事業化の可能性、成長性などで優れた評価を受けた結果だ。
会社側は今回の上場を通じて調達した資金を活用して▲新規AI製品発売のための研究開発(R&D)拡大 ▲海外市場進出のためのインフラ構築など事業拡大に集中する計画だ。
ペ・ソンファンニューエンAI代表は「今回の上場を契機にAIベースの購読型ソリューションの技術高度化とグローバル市場拡大にさらにスピードを上げる」とし「産業別顧客にカスタマイズされたソリューションでAI市場内の競争力を強化する」と明らかにした。
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