– 4年ぶりに営業利益黒字…コスト効率化で取り組む
– クワット・ウィピー実績牽引…サービス高度化・グローバル拡張で成長加速化予定

オンラインホームトレーニングプラットフォームクアット(QUAT)とソーシャルディスカバリーサービスウィピー(WIPPY)を運営するエンライズ(代表キム・ボンギ)が4年ぶりに連結営業利益黒字を達成して財務健全性を確保したと15日明らかにした。
エンライズは2024年連結基準売上高434億と営業利益5.49億ウォンを記録し、創設以来最大の実績を達成した。営業利益は前年比113.7%増加した数値で、長年続けてきたコスト構造最適化と効率的な運営戦略が実績上昇を牽引したという説明だ。
主力事業であるクワットとウィピーも、急速な売上成長を続けている。クアットとウィピーの売上高は前年比それぞれ17.7%、29.7%増加した。クアットは、体系的なヘルスケアの需要の増加に合わせて購読ベースの様々な運動プログラムを提供しており、これを通じた長期的なユーザー関係形成が購読売上増加を導いたものと見られる。クアットアクティブな加入者数は前年比6.9%増加し、同期間の新規購読売上は39.3%成長するなど、購読ビジネスモデルの安定性と拡張性を立証した。
ウィピーはAIベースの身元認証システムと「パス(PASS)モバイルID認証サービス」を導入し、プラットフォーム内で発生する可能性のある不適切な活動を事前に遮断し、異常の兆候が検出された場合、迅速に対応する二重補完体系を強化したことが主効した。実際にパス認証導入以後、該当ユーザーの流入及び活動発生頻度は70%減少し、関連申告も60%減少するなど、全体的な安定性指標が大きく向上した。健康的なコミュニケーション環境づくりに集中した結果、プラットフォームの信頼性とユーザー満足度の向上に貢献したという分析だ。
今年、エンライズは主要事業の成長をさらに強化する計画だ。クアットは新規運動機構の開発とカスタマイズされた運動コンテンツの拡大を通じてユーザーの没入度を高め、オフライン施設でのみ利用可能だった大型運動機構を家庭用に小型化・モジュール化して開発中だ。コマースを通じた販売チャネルの拡大とともに、単純な運動コンテンツ提供を超え、全体的なライフスタイル改善まで提案するヘルステックプラットフォームとしての転換を本格化するという戦略だ。
ウィピーは国内コア競争力強化とともに日本市場攻略に集中する。国内ではAI・機械学習基盤マッチングアルゴリズムの高度化と不健全なユーザー遮断システムの強化を通じてプラットフォームの信頼性を高め、日本では現地パートナーシップの拡大と現地文化に合わせたマーケティング戦略を通じてグローバルユーザー基盤を広げていく予定だ。
キム・ボンギエンライズ代表は「今回の実績は持続的なコスト効率化努力とサービス高度化戦略が成果につながったという点で意味が大きい」とし「今年は顧客カスタマイズ型運動コンテンツとAIベースの友達推薦技術をさらに専門化して収益性確保はもちろん、日常の楽しみを提供するプラットフォームに跳躍する」と話した。
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