
済州創造経済革新センター(以下済州センター)が推薦した都内有望スタートアップ2社が4月10日、京畿道板橋で開かれた「Deep Tech AI Conference:2025創業-BuS連合IR」の行事に参加し、企業説明(IR)を行った。
今回の行事は中小ベンチャー企業部が主催し、済州・京畿・慶南・蔚山創造経済革新センターと創造経済革新センター協議会が共同で主管した。ディープテックスタートアップの投資誘致機会を拡大し、全国単位協力を強化するための目的で設けられた。
イベントは3部で構成された。 1部ではグローバル企業の講演を通じてスタートアップの海外進出戦略を紹介し、2部では全国イノベーションセンターが推薦したディープテック分野有望企業36社が参加した連合IR発表が進められた。続いて3部では生成型人工知能(AI)をテーマにしたトークコンサートが続いた。
済州センターは今回のIRに▲(株)メガプラン(人工産卵を利用した活魚鮭大量生産技術開発)と▲(株)ケアシックス(伴侶動物の生体信号測定基盤のカスタム情報提供ソリューション開発)など2つの企業を選抜して参加させた。両企業とも投資審査委員から技術性と成長可能性について肯定的な評価を受けたと伝えられた。
済州センターは自社運営中の創業-BuSプログラムを通じて宇宙・航空、環境にやさしいエネルギー、AI・ビッグデータなど技術基盤のスタートアップを発掘している。毎週W-JOIN(週間プログラム)と毎月M-JOIN(月間IR)を通じて有望企業を選抜し、最終選定された企業には全国連合IR舞台参加機会と済州センター投資審査参加資格が提供される。その後、成果に応じてティップス(TIPS)推薦も検討される。
創業-BuSプログラムは中小ベンチャー企業部が2023年に導入した事業で、地域内の有望ディープテックスタートアップを常時発掘し、初期投資から後続投資まで連携することを目指す。 2023年には5つのイノベーションセンターがパイロット運営を通じて合計406社を発掘し、そのうち110社が約296億ウォン規模の投資を誘致したことがある。今年は済州を含め、江原、慶南など3つのセンターが追加され、計8つのセンターが参加中だ。
済州センターは関連プログラムへの参加申請を公式ホームページ事業公告を通じて常時受付中だと明らかにした。
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