
(株)クライオンは、 DBグループのIT専門企業DBアイエン氏とクラウドベースの小額保険プラットフォーム「Yes,Sure」の高度化のための業務協約(MOU)を締結したと14日明らかにした。
今回の条約は、デジタル金融転換が加速する市場環境で両社の専門性をもとに「Yes,Sure」プラットフォームの技術的完成度と安定性を強化し、さらにクラウドベースの金融インフラの拡散を図るための戦略的パートナーシップの一環である。
条約に基づき、クライオンは自社のクラウド構築および運用経験をもとに「Yes,Sure」にセキュリティ規制基準を満たすシステム環境を提供し、スケーラビリティを考慮したクラウドアーキテクチャの設計および運営を支援する予定だ。また、Amazon Web Services(AWS)、マイクロソフトアジャ、ネイバークラウドプラットフォームなど、多様なクラウドインフラストラクチャへの統合支援も共に推進される。
DBアイエン氏が昨年9月に発売した「Yes,Sure」は保険業への参入障壁を下げたデジタルベースの小額保険プラットフォームで、使用量ベースの課金(Pay-as-you-go)構造を通じて小規模保険会社が初期費用負担なく保険サービスを開始できるように支援する。保険加入、契約管理、保険金請求など保険業全般のプロセスをクラウド環境で効率的に運営できるのが特徴だ。
クライオンとDBアイエン氏は今回の条約をきっかけに「Yes,Sure」の機能高度化だけでなく、今後の民間および公共部門のクラウド事業でも協力関係を持続拡大していく計画だ。
パク・ユンジクライオン代表は「クライオンはクラウドネイティブ技術と多様な産業群のプロジェクト経験をもとに'Yes,Sure'のクラウド環境の構築および安定的な運営に貢献するだろう」とし「今回の協力を通じてプラットフォームの技術的信頼性と拡張性が大きく強化されると期待する」と話した。
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