
バイオテクノロジー企業ケアゼン(代表チョン・ヨンジ)が去る8日から10日までオランダのアムステルダムで開かれた世界最大の化粧品原料展示会「In-Cosmetics Global 2025」に参加し、同社の核心ペプチド技術を披露した。
In-Cosmetics Globalは世界中の化粧品原料産業の最新技術を共有するプラットフォームで、研究開発(R&D)からマーケティング、調達に至る多様な分野の専門家たちが参加して協力機会を模索する場だ。今回の展示では、ケアゼンはCG-FollicareとPTxを中心に世界各国のバイヤーと業界の専門家の大きな関心を受けた。
CG-Follicareは、「ヘアボンドリペアリングペプチド(Hair Bond Repairing Peptide)」技術が適用された原料で、低分子タンパク質設計を通じて毛髪表面はもちろん、内部まで素早く浸透する。この技術は、熱や化学施術などで切れた毛髪を分子レベルで再結び、損傷した毛髪を蘇らせる原理だ。ケアゼンの代表製品「Dr. CYJ iDR'はたった1回の使用でも5分以内にダメージを回復させ、その効果が7日間持続することで臨床試験を通じて確認された。この製品は損傷部位を精密ターゲティングして結合を復元し、キューティクルを整理し、水分が飛ばないように保護膜を作って迅速かつ持続的な改善効果を提供する。
去る9日開かれたテクニカルセミナー「Revolutional Hair Repair」では、CG-Follicareの作用原理と臨床結果が主要発表内容として扱われた。特にヨーロッパとアメリカをはじめとする各国のバイヤーと業界関係者たちが大挙参加して高い関心を見せており、現場専門家らは「今までのダメージ母回復技術とは次元が異なるアプローチ」とDr. CYJ iDRは今後、グローバルプレミアムヘアケア市場の新たな基準となる製品と評価した。
共に披露した機能性原料PTxは、ケアゼンが韓国で初めて中国NMPA(National Medical Products Administration)に「警外新物質」として登録した合成ペプチドだ。この成分は皮膚の真皮層で細胞の再生を助け、神経伝達物質であるアセチルコリンを分泌を調節し、しわ、にきび、毛穴・皮脂、多汗症、アトピー皮膚炎、筋肉痛など様々な皮膚悩みの緩和に効果があることが分かった。 100種以上の化粧品や医療機器に適用可能な唯一無二の原料として注目されており、特に厳しいことで有名なNMPA登録を通じて効能と安全性を公式に認められただけに、高付加価値原料市場で次世代の核心成分として位置を広げている。
展示を盛況裏に終えたケアゼンは来る14日からアラブ首長国連邦ドバイで開かれる'Dubai Derma'にも参加する予定だ。チョン・ヨンジ代表は「ペプチド技術は化粧品を超えて健康機能食品、医薬品など多様な分野に拡張可能なプラットフォーム技術」とし「世界各国のパートナーとの協力を通じてグローバルB2Bネットワークを持続的に拡大する」と明らかにした。
ケアゼンはヨーロッパ、北米、アジアなど世界各地にペプチドベースの原料や製品を輸出してグローバル市場での地位を広げてきた。長時間のペプチド技術に没頭し、ある分野に深く根付いた専門性は、ケアゼンマンの確固たる競争力として位置づけられている。自社が開発・製造するペプチドは、単純な原料を越えて皮膚など人体内送達システムや徐放型放出製剤など様々な技術を組み合わせた融合プラットフォームに進化している。これは24年間蓄積してきた研究開発ノウハウと臨床経験が生み出した成果で、今後グローバルペプチド産業を率いるマイルストーンになる見通しだ。
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