
ネイバーD2SFがバーチャルIP・コンテンツスタートアップ「スコーン(代表基準数)」に新規投資した。スコーンはバーチャルコンテンツ制作に特化したB2Bソリューションを提供するとともに、これを活用した独自のバーチャルIP・コンテンツも企画およびマネジメント中だ。
スコーンは3Dモーションキャプチャ、ライブストリーミングなど、バーチャルコンテンツ制作および送出に特化したソリューションを開発し、ウェブトゥーン・ゲームなど複数のIP企業にB2Bで提供してきた。利用者との活発なコミュニケーションが重要なバーチャルコンテンツ特性に合わせてリアルタイムコンテンツ制作効率性を高め、独自のスタジオを構築することで高品質コンテンツを安定的に支援することが特徴だ。
また、スコーンは独自のソリューションを活用したバーチャルIP・コンテンツ企画およびマネジメント事業でも頭角を表わしている。創業後、これまで国内で最も多くのバーチャルキャラクターをデビューさせ、現在VTuberグループ「ミチュ(Meechu)」など約30人のバーチャルキャラクターIPを保有している。該当IPを基にライブスポンサー、グッズ、広告ビジネスを進めており、最近はゲーム、ウェブ小説など2次コンテンツで範囲を広げ、IP収益を多角化している。
ヤン・サンファン・ネイバーD2SFセンター長は「スコーンはバーチャル産業で企画力と技術力をあしらった珍しいチームで、IP発掘・企画ノウハウに安定したコンテンツ制作ソリューションが加わり、独歩的な競争優位を持っている」とし、「すでにネイバーのバーチャル技術・事業組織とも協力し、 。また、「ネイバーD2SFがこれまで投資してきたバーチャルコンテンツスタートアップとの多様なコラボも期待する」と付け加えた。
最近、NAVERはバーチャルコンテンツ特化スタジオ「モーションステージ」を正式公開するなど、バーチャル技術やコンテンツ体験を強化している。ネイバーD2SFは去る21年から3Dエンジンやデータ、コンテンツ創作などバーチャル技術全分野にわたって先制的に投資し、ネイバー関連組織との交流及び協力を支援してきた。 ▲リアルタイムモーションキャプチャソリューションを開発した「ムービン」、▲3Dエンジン技術を保有した「エンドライト」、▲AIベースの3D生成スタートアップ「クレイディス」などが代表事例だ。
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