
工作機械およびロボット自動化ソリューション専門企業スマック(SMEC)はチェ・ヨンソプ代表理事が責任経営強化の一環として自社株155,600株を場内で買い入れたと8日明らかにした。今回の買い入れでチェ代表の総保有株式数は既存の3,531,530株から総3,687,130株に、持分率9.16%まで増やした。
今回の決定は最近、有償増資発表以後株価変動性が拡大した状況で、市場と投資家の懸念を払拭させ、責任経営意志をしっかり見せるための措置だ。
スマックは去る2日、540億ウォン規模の有償増資計画を公示し、グローバル工作機械事業拡張のための本格的な歩みに乗り出した。確保された資金は現代ウィア工作機械事業部の買収に投入される予定だ。これを通じてスマックは核心事業力量を強化し、未来成長の原動力を確保するという目標だ。一部の株価低下の懸念について、同社はこれを中長期の企業価値向上のための戦略的決定であると強調した。
これに対する責任経営次元でチェ代表は自社株を場内で直接買い入れ、今回の有償増資にも100%参加する計画だ。代表取締役のこのような決定は、市場信頼回復と経営陣の確固たる意志を示す措置だ。
チェ・ヨンソプ代表は「一時的な市場反応とは無関係にスマックの本質的価値と成長戦略は揺れない」とし、「代表理事として会社のビジョンと株主価値の向上に対する責任を果たすために自社株を直接買い入れた」と明らかにした。
続いて「今回の有償増資と事業部の買収を通じてスマックの技術力とグローバル競争力をさらに引き上げるだろう」とし「持続可能な成長のための決定的な機会にする」と強調した。
スマック関係者も「今回の自社株買取は短期的な株価対応ではなく、スマックの健全な財務構造と事業推進力に対する代表取締役の確信を反映したものだ」とし「確保された資金は戦略的買収に集中投入され、スマックのグローバル市場拡大と競争力強化の踏み石になるだろう」と伝えた。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.