
AI・クラウド大手企業メガゾンクラウド(代表塩洞フン)が人工知能(AI)ベースの新薬開発プラットフォーム企業ファームキャッド(PharmCADD)と量子AI技術を活用した新薬開発プロセス革新業務協約(MOU)を締結した。
今回の条約により、ファームキャッドは新薬開発のための量子コンピューティングアルゴリズムおよびアプリケーションを開発し、メガゾンクラウドはAmazonウェブサービス(Amazon Web Services、以下AWS)クラウドベースの量子コンピューティングサービスAmazonブラケット(Braket)を通じて量子および高性能コンピューティング(HPC)環境を構築し、ファームキャッド。
ファームキャッドはAmazonブラケットを通じてIonQ、IQM、Rigettiなど多様な量子コンピューティングハードウェアとエミュレータにアクセスできるようになる。
また、メガゾンクラウドは、開発されたアプリケーションを世界中の製薬・バイオ社が活用できるよう、流通及びビジネス拡張戦略も支援する予定だ。このアプリケーションを活用すれば、製薬・バイオ社が別途の量子コンピューティングインフラを構築せずに新薬開発プロセスを最適化し、研究効率性を高めるものと期待される。
メガゾーンクラウド量子コンピューティング事業総括キム・ドンホ副社長(CQO・Chief Quantum Officer)は「量子コンピューティングは新薬候補物質の分析と選定過程で既存の技術では解決しにくい問題を克服できる革新的なツールになるだろう」とし、「今回の協力を通じてメガゾンクラス。
パームキャッドのウ・サンウク代表は「メガゾーンクラウドとの協力を通じて新薬開発過程に量子コンピューティング基盤のAI技術を組み込むことにより、より精密で効率的な薬物設計が可能と期待される」とし、「今回の協力をきっかけに新たな研究成果を導き、グローバル製薬・バイオ市場で競争力を強化していく」と述べた。
メガゾーンクラウドおよびメガゾーン関係会社は2800人余りのクラウド専門人材をもとに国内クラウドMSP業界初のユニコーン企業に登場し、2023年に1兆5106億ウォンの売上を達成した。国内に加え、米国、日本、カナダ、オーストラリア、中国上海・北京、ベトナム、香港、シンガポールなど海外8カ国で現地法人も運営している。
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