
ダベンチャーズは7日、バンクサラダ共同創業者であり初代CTOだったファン・ソンヒョン元理事をテクリッドに迎え入れたと明らかにした。今回の獲得は、ダベンチャーズが人工知能(AI)技術力量を強化し、「AI Driven VC」への転換を本格化するための重要な段階と評価される。
ファン・ソンヒョンテクリードはバンクサラダの共同創業者であり招待CTOであり、サービス初期からシステムアーキテクチャ設計、データインフラ構築及び開発文化の確立など技術全般を主導してきた専門家だ。彼は実務とリーダーシップを均等に経験した人物で、ダベンチャーズからAI審査役の導入、ポートフォリオ社のデータ管理の高度化など投資検討と事後管理までVC業務全体にわたって技術革新を導く予定だ。
ファン・テクリッドは「ダベンチャーズが技術に基づいて創業者に迅速かつ明確な投資経験を、出資者には信頼できる運用体系を提供するVCに発展することに貢献したい」とし、「最初の課題としてAI審査役を導入して投資検討要請に3日以内に回答可能なシステムを構築する計画」と述べた。
ダベンチャーズが開発中の「AI審査役プロトタイプ」は、1次投資検討の一部を自動化したシステムで、導入直後に審査役1人が投資検討に費やす時間の約20%を節約できる効果を出す。さらに、このシステムは、ダベンチャーズの「先制的発見」投資哲学を反映して、既存の審査役の投資レビュー審査基準よりも楽観的な判断をするように設計されている。迅速な応答速度とコスト効率を同時に満たす「AI審査駅」の1件当たりのレビュー費用は約0.5ドル水準に過ぎない。ダベンチャーズは、このシステムが今後の審査役の投資検討時間を80%以上削減することを見込んでいる。
キム・チョルウ・ダベンチャーズ代表は「ファン・ソンヒョンテクリードの合流は、ダベンチャーズがAIベースの投資会社に進化していく重要な実行過程」とし、「技術を中心としたVCモデルを通じて創業者と出資者の両方に新しい経験を提供する」と話した。続いて「AI審査役の導入は、単純な内部効率化を超えて投資検討過程のアクセシビリティと応答速度を高め、初期創業チームの進入障壁を下げるのに貢献するだろう」とし、「このシステムがより多くの創業チームを発掘し支援する上で重要な基盤になるだろう」と付け加えた。
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