訪問者分析AIソリューション「マッシュ」、全国スパオ店舗導入… 98%精度で店舗運営の最適化

– 全国スパオ店の5軒中4軒にマッシュ供給

-訪問客の動線と行動データで店舗別の顧客群のセグメンテーションと商品構成の調整に役立つ

– スパオ、地域・商圏特性を反映したオーダーメード型販売戦略の樹立

映像処理人工知能スタートアップ(株)メイアイ(代表パク・ジュンヒョク)がイーランドワールドと訪問客データ分析ソリューション'マッシュ(mAsh)'供給契約を締結、製造・流通一括(SPA)ブランド'スパオ(SPAO)'全国売場80%以上にサービスを提供すると明らかにした。

今回の契約で、メイアイは全国スパオ101店舗にマッシュを供給し、訪問客の動線及び行動パターンに基づいて曜日・時間帯別訪問客数を98%の精度で測定し、地域と商圏に応じた店舗運営戦略を最適化できるよう支援する。

スパオは国内ファッション業界で初めて無線周波数識別（RFID）チップを導入し、顧客購入の旅程を把握するなど、データを活用した店舗運営に先駆けてきた。今回のマッシュ導入で訪問客行動パターン分析、顧客年齢層をより精密に測定し、商品構成や店舗配置を最適化し、データ駆動型のカスタマイズ販売戦略を強化して売上増大に集中する方針だ。

メイアイはマッシュ供給に先立ち、スパオ店舗の1カ所で技術検証（PoC）を行い、その性能を立証し、現在全国のスパオ店舗80％以上に適用した。今年全国９０％以上を目標に導入店舗数を徐々に拡大していく計画だ。

スパオビッグデータチームの関係者は「マッシュを通じてより洗練されたデータ分析が可能になり、市場トレンドを素早く反映できる基盤を設けた」とし、「今後もオフラインの顧客体験を最大化するためにマッシュを積極的に活用する計画」と話した。

キム・チャンギュメイアイCPOは「グローバルSPAブランドスパオにマッシュを供給して店舗運営効率を高めている」とし、「スパオのデータ基盤運営イノベーションを加速し、売上増大に実質的に貢献できるように継続的な技術支援を続けていく」と話した。

一方、マッシュはオフライン空間に設置されたCCTVを通じて訪問者データを分析し、店舗の業種・形態に応じたコア成果指標（KPI）とインサイトを提供し、効率的な運営を支援する映像処理AIソリューションだ。特に、マッシュに適用された自己開発再識別技術は、内部テストで最新の学界モデル（ISR、66％）を上回る92％の精度を記録しました。