
ドキュメントAI(Document AI)専門企業ロミン(Lomin、代表カン・ジホン)が、教保生命の退職年金請求受付AI OCRシステム構築を完了したと25日明らかにした。
ロミンは、教保生命の▲確定給与型(DB)退職給与請求書▲退職所得源泉徴収領収証▲確定貢献型(DC)退職給与申請書など整形書式と非定型書式を自動的に分類し、主要情報を認識及び抽出して請求受付を自動化するシステムを構築した。
京保生命側は今回のAI OCRシステム導入で業務効率性と顧客サービス品質が向上したと評価した。これは両社の2番目の協力事業で、以前の事故保険請求AI OCRプロジェクトの成果に基づいて推進された。以前のプロジェクトで、ロミンは保険金請求から支給までにかかる時間を2023年上半期生命保険協会公示基準業界最高水準に減少させたことがある。
ロミンのドキュメントAIプラットフォームテキストスコープスタジオ(Textscope®Studio)は、金融業務に特化したAI OCR技術を提供します。このプラットフォームは、印刷体・打者体など多様な文字形態と画像認識が可能であり、文書解析、文書理解、ドキュメントAIモデル学習(MLOps)まで文書業務処理および自動化に必要な総合的なAI技術を提供する。
ロミンカン・ジホン代表は「教保生命とコラボレーションを通じて意味のある成果を出せて嬉しく思う」とし「今後も先導的なドキュメントAI技術力をもとに文書業務処理自動化システム構築を拡大していく」と話した。
一方、ロミンは現在、未来アセット証券と国内最大規模のAI OCRシステム構築事業を進めている。このプロジェクトは、退職年金課税繰延業務の一環として、退職年金源泉徴収領収証など退職年金関連様々な書式やその他の業務様式を対象とする。
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