
米国ロボットAIスタートアップ・ジョルディ(Zordi)が韓国のロボット自動化企業フローティック(Floatic)とコラボレーションしてグローバル市場拡大に乗り出す計画だと明らかにした。今回のコラボレーションを通じて、ジョルディは群集モバイルマニピュレータベースの農業自動化事業に領域を拡大する予定だ。
ジョルディはKhosla Venturesの投資を受けた企業で、AIとロボットを組み合わせた農業自動化システムを開発している。これにより労働コストを80%まで削減し、ニュージャージーおよびニューヨーク地域を中心にイチゴ収穫ロボットを商用化している。ジョルディはまた、独自の生産施設とパートナー農場を運営し、農産物の生産とロボットの自動化を同時に提供するビジネスモデルを拡張している。
フローティックは、群集自律移動ロボット(AMR)をベースにした倉庫自動化ソリューションを提供する韓国のロボットスタートアップで、ロジスオール、現代自動車、テクタカ(TechTaka)など大手パートナーと協力して成長を続けてきた。最近ではKAISTとの研究協力を通じて自律走行およびロボット制御技術を強化し、米国および日本などグローバル市場進出を推進している。また、ネイバー、カカオ、現代自動車、産業銀行(KDB)などから投資を誘致し、技術力と市場拡大の可能性が認められた。
ジョルディは今回のコラボレーションを通じて、フローティックの技術力と韓国市場ネットワークを活用し、米国と韓国市場でAI-Robotics自動化ソリューションを拡張する予定だ。ジョルディのイ・ギルウ代表は「フロティックは急速に成長する有望なロボット自動化企業で、ジョルディのAIおよびマニピュレーション技術と組み合わせれば大きな相乗効果をもたらすと期待される」とし、「今回のコラボレーションを通じて農業だけでなく多様な産業でロボット自動化革新を加速する」と話した。
フローティックのイ・チャン代表は「ジョルディの先駆的なAI-ロボット技術とフローティックが保有する物流自動化ソリューションとネットワークが即時の相乗効果をもたらすと確信する」と伝えた。
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