ワディーズが「2025アジア太平洋高成長企業」に選定

ファンディングストアプラットフォームのワディーズ（代表シン・ヘソン）は、英国ファイナンシャルタイムズ（ＦＴ）の「２０２５アジア太平洋高成長企業」に選ばれたと明らかにした。今回の発表は、ワディーズが2020年～2022年まで3年連続選ばれたのに続き、4年目に選ばれる栄誉を抱いた。

アジア太平洋地域の高成長企業（FT High Growth Companies Asia-Pacific 2025）は、ファイナンシャルタイムズとグローバルリサーチ専門機関であるスタティスタ（Statista）がアジア太平洋14カ国の企業の中で高い成長率を見せた500社の順位を調査し、毎年発表し、今年で7回目。

今年は2020年の売上が10万米ドル以上で、2023年の売上が100万ドル以上の企業を対象に調査が行われ、このうち売上成長率基準で上位500位を選定した。

ワディーズは2020年から2023年までの売上増加率75.8%、年平均成長率20%を記録し、フィンテック分野45位に選ばれた。

ワディーズはクラウドファンディングをはじめ、事前注文（プリオーダー）、ストアなど流通領域にサービスを拡大し、新たな挑戦で日常の変化を作る「メーカー」を支援している。ワディーズを通じて事業を開始したり新製品をローンチするメーカー数は着実に増加し、現在まで累積8万件以上のプロジェクトを仲介し、累積1.3兆ウォン以上のファンディングを成功させた。

特に昨年にはファンディングに参加するサポーターたちの1回平均ファンディング金額が13万ウォンを突破し、6年ぶりに110%も増え、プラットフォームとして高い成長性を立証した。

このように急速にファンディング規模が増え、内実な成長とともに収益性の改善も起こした。 2023年11月の最初の月間営業利益黒字を記録したのに続き、第2四半期には償却前利益(EBITDA)黒字、第3四半期には営業利益黒字を達成した。

ワディーズシンヘソン代表は「10年を超える期間中に中小企業が強く新ブランドが誕生できる韓国のファンディングエコシステムを作ってきた」とし「より多くの夢見る人々が新たな売上と機会を創出していくことができるように、ワディーズはもう国内を越えて海外に向かっている」と明らかにした。

一方、国内クラウドファンディング産業を開拓してきたワディーズはグローバル進出もスピードを上げる。来る5月「ワディーズグローバルサービス」発売を目標に、現在グローバルファンディングメーカーを募集中だ。ワディーズグローバルサービスは国内メーカー（ブランド及び企業）と海外顧客を連結し、ワディーズで活動するメーカーとブランドが国内を越えて海外市場まで進出できるように支援する。

ファンディングメーカーは、既存のワディーズでファンディングやプリオーダープロジェクトを行っていたのと同じ方法で、簡単かつ手軽にグローバルプロジェクトを進めることができるようになる。ワディーズは上半期中にウェブベースのサービスを公開し、順次アプリバージョンを披露する計画だ。

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