
サムスンスペック9号と合併を推進中のケージエイ(KGA)はモビロボティクスと協力して次世代ヒューマノイドロボット用拡張電源ソリューションである'FIB(Frame Integrated Lithium Ion Battery)'パイロット製品開発に着手したと14日明らかにした。
FIBは、前面または背面保護カバーとリチウムイオン電池が一体化されたヒューマノイド用の電源ソリューションで、外部に露出する追加の装着方式ではなく、モジュラー構造のボディ内在型製品です。このため、重心が重要なヒューマノイドロボットに最適化されたのが特徴だ。カーボン複合材料とレジン複合材料を活用し、軽量化と耐久性を同時に確保した。
FIBはバッテリー一体型ヒューマノイドの運用時間を大幅に増加させることができ、バッテリー交換型ヒューマノイドの場合、再起動所要時間問題を補完・解決することができる。大面積ながらもスリムな3次元構造に設計され、ヒューマノイドをはじめ、都心航空モビリティ(UAM)、ディスプレイなど多様な先端産業製品にも適用可能だ。
3D設計方式を適用したオーダーメイド構造で製作されるため、テスラ、フィギュアAI、ユニツリー、アジリティ、ボストンダイナミックスなどグローバル市場で注目されている多様なヒューマノイドや四足歩行ロボットに幅広く適用可能だ。
今回のプロジェクトでモビロボティクスはボディ一体型バッテリー技術の開発および供給を担当し、ケージエイはバッテリー製造装置および設計支援、金型製作、ロボット専用の3Dプリント研究開発などプロセス関連技術を支援する予定だ。
ケージエイ関係者は引き続き「FIBの最大の強みはヒューマノイドロボットの核心難題に挙げられる「バッテリー容量の拡大」と「重心維持」を同時に解決できるという点」とし「これはヒューマノイド用バッテリーの必須要素である軽量化、小型化、重量中心設計をすべて満たす
続いて「モビロボティクスとは戦略的パートナー関係を維持し、ヒューマノイドロボット用バッテリーを含む多様な革新製品開発を目標に長期間協力してきた」とし「すでにFIBの1次プロトタイプを開発した状態で今回開発するパイロット製品は本格的な営業活動のためのもの」と付け加えた。
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