
2025年3月12日、トラベルテック企業タイドスクエアとエデュテックおよびAI Agent開発スタートアップライブデータが「旅行AI Agent」開発のための業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。今回の条約を通じて両社は保有した技術とサービスを組み合わせて「旅行AI Agent」技術を共同開発し、サービス商用化、新規事業モデル発掘、プロジェクト協力およびマーケティング活動などを推進する計画だ。
共同開発される「旅行AI Agent」は、ユーザーの旅行計画をよりスマートにサポートするインテリジェントソフトウェアで、いくつかのキーワード入力だけで最適な旅行スケジュールを設計し、航空券価格分析、宿泊情報、リアルタイム計画調整、同行者とスケジュール共有などカスタマイズされたサービスを提供する予定だ。
タイドスクエアは、次世代航空プラットフォーム「NDC(New Distribution Capability)」を適用したトラベルテク大手企業で、グローバル航空会社やホテルグループとAPIを連動した強力なデータネットワークを保有している。今回の協力により、旅行AI Agentは、世界中の旅行商品に関する詳細情報、価格、後期などをリアルタイムで提供し、ユーザーが望む結果を迅速かつ体系的に導出できるように旅行データを支援する予定だ。
ライブデータはAI TutorおよびsLLM(Specialized Large Language Model)技術を高度化した経験をもとに、大規模言語モデル(LLM)およびAI Agentツールの開発を強化する計画だ。これにより、膨大な旅行データを体系的に分析できる技術を確保する予定だ。
両社は「旅行AI Agent」の開発と商用化後、タイドスクエアの自社旅行プラットフォームである「PRIVIA旅行」や「ツアービス」などにAI Agentを適用し、顧客がより効率的で満足のいく旅行計画を樹立できるように支援する予定だ。これによりリアルタイム商品や価格比較、効率的な日程変更など多様なサービスを拡張する計画だ。
ライブデータのパク・スジョン代表は「タイドスクエアとの協力を通じてコンテンツやデータを保有する企業とAI技術が結合してAI Agentの迅速な拡張を期待する」とし、旅行を含む様々なコンテンツベースのAI Agentストアを開発してAI Agentの利用を促進する計画だと明らかにした。
タイドスクエアのユンミン代表は「AI技術の発展で旅行計画過程で不要な時間と努力が減っている」とし、「ライブデータとコラボレーションを通じてより効率性を最大化し、革新的な旅行サービスを提供する」と話した。
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