
現代バイオサイエンス(代表オサンギ)は米国国立保健院(NIH)傘下国立アレルギー・感染病研究所(NIAID)がジェフティ(Xafty)の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1、鳥インフルエンザ)治療剤共同開発のための動物効能試験を承認したと発表した。
ジェフティはすでに国内でコロナ19治療薬の臨床1相を完了し、今回のNIAID動物実験で効能が立証される場合、臨床1相を省略し、すぐに臨床2相に進入が可能だ。この場合、治療剤開発期間が劇的に短縮され、鳥インフルエンザのファンデミックが現実化されると迅速な対応が可能になる。
世界保健機構(WHO)と米国疾病管理予防センター(CDC)などは、高病原性鳥インフルエンザの拡散傾向がますます深刻になると、人間の大規模感染も時間問題という警告を続けている。鶏、アヒルなど家禽で主に発生していた鳥インフルエンザは、最近、牛、犬、猫など哺乳類感染症例まで急増し、「ネクストファンデミック」の最も有力な候補に挙げられている。
特に米国では昨年、高病原性鳥インフルエンザ感染患者が相次いで発生し、今年1月初の死亡者まで報告され、国家的危機感が高まっている。鳥インフルエンザの致命率は50%以上に達している。
今回のNIH-NIAIDの共同開発承認で現代バイオのジェフティは鳥インフルエンザファンデミック対応のためのNIHのグローバル治療剤開発プロジェクトに公式に含まれた。ジェフティの主成分であるニクロサミドはすでに鳥インフルエンザウイルスに対する抗ウイルスの効能が細胞実験で確認されており、これは世界科学界に報告されている。
現代バイオペ・ビョンジュン戦略部門代表は「鳥インフルエンザは致命率が50%を超える危険なウイルスだが、昨年から人間で発症する事例が急増しており、次の「ファンデミックに向けた典型的な段階」に対する懸念が提起されている状況だ」とし、「今回の共同開発はネクストファンデミック対ためのグローバル協力体系を構築する重要な転換点になるだろう」と話した。
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