
医療人工知能(AI)企業プロメディウス(代表チョン・ソンヒョン)が骨粗鬆症診断補助AIソフトウェア「PROS®CXR:OSTEO」に対して食品医薬品安全処から国内許可を獲得したと10日明らかにした。
PROS®CXR: OSTEOは胸部X-ray画像に基づいて骨粗鬆症を選別し、医療スタッフの診断を補助するAIソフトウェアで、アクセシビリティの高い胸部X-rayを通じて骨粗鬆症を見つけて医療陣の診断を支援する。
骨粗鬆症は初期症状がなく早期診断が難しく、病気が進行すると骨折につながり、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。特に骨粗鬆症性骨折は、患者の生活の質を低下させるだけでなく、発生後1年内の死亡率が20〜30%に達するほど危険な疾患である。老齢層では、股関節および脊椎骨折が医療費増加の主な原因として指摘されており、急速に高齢化が進行する国内医療環境でさらに重要な問題となっている。
PROS®CXR:OSTEOは、この問題を解決するためにX線画像に基づいて骨粗鬆症をスクリーニングし、医療スタッフの診断を支援するAIソリューションです。従来の骨密度検査であるDXA(二重エネルギーX線吸収測定法)に比べて費用負担が少なく、QCT(体積骨密度)検査より放射線暴露のリスクが低い。また、医療現場で最も広く活用されているX-rayをベースとするため、アクセシビリティに優れている。 PROS®CXR:OSTEO AIモデルは、米国骨代謝学会(ASBMR)の学術ジャーナルであるJBMRに紹介され、骨粗鬆症患者判別に対する高い精度を実証した。
一方、PROS®CXR:OSTEOすでに昨年11月、食薬処を通じて骨粗鬆症分野で初めてイノベーション医療機器に指定されている。プロメディウスは今回の製造許可に加え、国内医療現場進入のためのマーケティングにさらに拍車をかけ、国内外の市場進出を拡大する予定だ。
チョン・ソンヒョンプロメディウス代表は「本製品を通じて骨粗鬆症患者を早期に選別し、治療機会を提供することで、骨折につながる可能性のあるリスクを事前に遮断することに寄与する」とし「製品の商用化のための徹底した研究と検証過程を経てきただけ速い市場参入と売上拡大を期待している」と明らかにした。
続いて「来る第3四半期には、新医療技術評価猶予トラックを活用して患者の非給与請求も可能だと予想する」と付け加えた。
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