
産業ロボットスマートファクトリー企業高城エンジニアリング(代表チェ・チャンシン)が「2025スマート工場・自動化産業展(AW2025)」に参加すると12日明らかにした。
高城エンジニアリングは「On Device Offline AI」技術が適用された「認知型ロボットMOMA」、「スマートチェア」、「温熱治療器」などを公開実演する。 On Device Offline AIとは、ロボットやその他の無人機器にAIベースの運用モデルを内蔵し、インターネット接続のないオフライン環境でも独立して安全な運用を可能にする技術です。ネットワークに依存せずに自律的な計画を確立し実行することができ、最小限のデータを使用した効率的なコマンド配信が可能になります。
認知型ロボットMOMAは、移動式協働ロボット(Mobile Manipulator)で、作業者の支援なしに複雑な製造工程で単独で作業を行うことができる。高度な音声認識と自律的な判断を通じてコマンドを処理することが特徴であり、2D/3D VISIONシステムを活用して経路を分析し、エラーを最小化する。高精度で微細な作業が可能なMOMAは、作業者の補助を越えて様々な工程で効率を最大化するように設計された。
スマートチェアは音声命令だけで自律的な移動が可能で、インターネットなしで運用が可能で、移動中の通信が切断されても目的地に正確に到着できるように設計された車いす。スマートチェアはリアルタイムでユーザーのニーズを反映し、移動経路を最適化し、安全な移動を保証します。今回の展示会では、ユーザーが直接スマートチェアに搭乗して命令を出し、指定場所まで到達する過程を確認することができる。
温熱治療器は、患者のカスタマイズされた温熱治療を提供するロボットであり、オペレータの音声コマンドに従って治療部位と時間を正確に設定することができる。また、患者が横になっている状態が変化してもVision認識で正確な位置を見つけて治療可能で、より多くの患者を同時に治療することができ、患者の個々の要件をロボットが迅速に把握し、オペレータに情報を伝達することができる。
リハビリロボットは脳卒症、脊椎損傷など患者の物理治療運動補助およびリハビリを促進して筋力、運動性関節可動範囲の向上を助けるロボットで、患者がリハビリを進行するようになれば運動パターン、強度、回数などを分析して患者カスタマイズ型リハビリプログラムを提供する。
また、昨年のデータ分析やAI専門企業「DDE」とコラボレーションを始めた高成エンジニアリングは、同日DDEと協力開発中の新技術関連映像も共に披露する予定だ。
高城エンジニアリングは2004年に半導体設備部品供給企業として設立され、2018年からロボットエンジニアリングに事業領域を拡張した。 「2024ロボワールド」など多数の展示会に参加し、優れた技術力を披露している。昨年、サムスン証券と上場主管社契約を締結し、2026年のコスダック市場入成を目標にIPOを推進中だ。
高城エンジニアリングチェ・チャンシン代表は「今回のAW2025参加を通じて、高城エンジニアリングの技術力を披露できるようになって嬉しい」とし、「特にオフラインでも運用が可能なオンデバイスAI技術は業界で注目されている」と伝えた。
一方、12日から14日までソウル市江南区COEXで開かれるAW2025は工場自動化、マシンビジョンなどスマートファクトリーの最新技術とソリューションを披露する国内最大の展示会だ。高城エンジニアリングはCOEX Dホールロビーに展示ブースを設けた。
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