
グラデーションバイオコンバージェンス(代表イ・ジングン)は、来る17日から19日までイタリアミラノで開かれる「バイオヨーロッパスプリング(BIO-EUROPE Spring)2025」に参加すると明らかにした。今回の展示会で個別ブースを運営して患者由来オルガノイド(PDO)バンキング、逆分化幹細胞(iPSC)ベースの脳オルガノイド、新規ターゲット発掘プラットフォームを紹介し、グローバル製薬バイオ企業と協力機会を模索する予定だ。
まず、グラデーションバイオコンバージェンスはPDOベースの薬効評価プラットフォームを披露し、海外契約研究機関(CRO)との協力を通じて関連事業をさらに拡大する計画だ。最近、オルガノイドベースの薬効評価が新薬開発過程で臨床成功率を高める有望なアプローチとして注目されている中、同社は業界最大規模の800種以上のPDOバンキングを保有した競争力とともに、多数の国内外企業とコラボレーションポートフォリオを備えている。
特に最近確立されたiPSC由来の微小芽細胞(Microglia)と脳オルガノイドの共培養モデルは、ほとんどの変性脳疾患に現れる神経炎症反応の模倣が可能なモデルである。このモデルを活用すれば、アルツハイマー、パーキンソン、ハンティントン病治療薬の薬効評価をより実用的な環境で進めることができ、訪問企業の関心が高いと期待される。
グラデーションバイオコンバージェンスのオルガノイドは患者の臨床情報および誘電体情報(NGS)と連携しており、新薬開発過程でより精密な薬効評価だけでなく、バイオマーカーや新規ターゲット発掘にも活用できることが特徴だ。独自開発したAI特許技術が適用されたターゲット発掘プラットフォームは、膨大なPDOデータを迅速かつ正確に分析し、新規ターゲット発掘の精度を高める。これをもとに新薬研究開発企業がより信頼できるターゲットを導出することを支援し、検証された内部ターゲット課題はパートナー製薬会社と協力して薬物開発速度を高める予定だ。
グラディエントバイオコンバージェンスのイ・ジングン代表は「昨年大型製薬会社から標的抗がん剤薬効評価課題を受注したのに続き、最近また別の国内大型製薬会社と次世代抗がん剤開発関連契約を締結した」とし「特に今回の契約は技術検証(PoC)研究の性格が強く、今後さらに大きい。
続いてイ・ジングン代表は「オルガノイドプラットフォームを新薬開発に活用しようとする動きがさらに大きくなっているだけに、バイオヨーロッパスプリング2025で自社の技術的差別性を強調し、グローバル製薬バイオ業界と協力を拡大していく」と伝えた。
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