
株式会社アグリラブはエコネクト株式会社と廃棄物ベースの循環経済活性化のために戦略的業務協約(MOU)を締結したと7日明らかにした。
今回の条約を通じて、両社は廃棄物の効率的な収集及び運搬、そしてこれを活用した環境にやさしいリサイクル素材及び製品開発に協力することに合意した。
今回のMOUは韓国環境産業技術院(KEITI)とソウル経済振興院(SBA)の成長支援を受けている両企業が資源循環の新しいパラダイムを提示するきっかけになる見通しだ。両社は循環経済活性化のため、産業及び生活廃棄物の収集に基づき、リサイクル素材及び製品生産共同研究開発を進める予定である。
株式会社アグリラブは「今日回収(ONL)」ソリューションを通じて廃棄物収集、運搬、分類サービスを提供しており、主要顧客としては一般消費者だけでなく、トス(Toss)、ファーストファイブなどがある。また、アグリラブはビジョン人工知能技術を活用して継続的に廃棄物データベースを収集しており、これによりより洗練された資源循環ソリューションを構築している。
エコネクト株式会社は、「リージェンポート(Regenport)」ソリューションを通じて廃棄物を活用したリサイクル素材や完成品を開発しており、主要顧客としてはEマート、有限キンバリー、アワーホームなど多様な企業がある。特にエコネクトは廃棄物データベースと人工知能技術を組み合わせて精密な素材や製品を開発しており、これにより持続可能な循環経済の実現を加速している。
アグリラブのソ・ホソン代表は「今回の協力を通じて廃棄物の収集だけでなく、これを価値ある資源に転換することに貢献できることを期待する」と話し、「エコネクトとの相乗効果により、より体系的な循環経済モデルを構築する」と強調した。
エコネクトのチョ・ミンヒョン代表は「アグリラブとの協力を通じて回収された廃棄物を単純処理することを超えて新しい資源に再誕生させることに集中するだろう」とし、「今回の協力を基に廃棄物データベースの拡張とともに追跡可能な素材及び製品開発に努めるだろう」と明らかにした。
今回のMOUとともに、エコネクトは2025年第2四半期にアグリラブで回収した廃棄物を活用し、アグリラブ独自のMRO(消耗性資材・運営物品)製品をエコネクトの「リージェンポート(Regenport)」ソリューションを通じて生産・供給する計画だ。
両社は今後も廃棄物の効果的な活用と環境にやさしい素材開発を通じて持続可能な循環経済モデルを作っていく計画だ。これにより、環境的価値だけでなく経済的価値も創出できると期待される。
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