
エデュテク企業「(株)ダビダ(代表イ・ウンスン)」がソウル市が運営する「第2ソウルピンテックラップ」に選定されたと24日明らかにした。今回の選定は、ダビダがエデュテック分野を超え、フィンテック分野まで事業を拡大し、イノベーション金融技術を開発しているという点で重要な意味を持つ。
ダビダは2024年のCESで「ジニークラス」、「ジニフェン」を通じて革新賞を受賞したことがあり、この技術に基づいてフィンテック産業に新たな価値を加えている。特に、ダビダは個人チェック市場に進出できるソリューションを開発し、金融セキュリティと認証技術を強化し、ジニフェンを活用した仮想通貨採掘補償システムを通じてエデュテクとフィンテックを融合する新しい市場を開拓している。
◆エデュテックベースのフィンテックイノベーション
ダビダは既存の金融システム、教育システムを結合し、ユーザーの手書きデータを活用した新しい金融サービスを創出している。代表的には、ジニフェン活用学習データ分析を通じて学生が学習した時間を仮想通貨で補償することができる特許を最近登録した。これは、既存のフィンテック市場では見られなかった革新的なアプローチで、教育活動を金融資産化し、学生が経済的インセンティブを受けることができるようにする。
また、ダビダは米国、カナダ、イギリスなど個人小切手市場で署名および認証技術を組み合わせた新しいセキュリティソリューションを提供している。既存の小切手偽造および詐欺問題を解決するために、ジニフェン、AI技術を活用した偽造防止および認証システムを開発しており、これにより伝統的な金融方式のデジタル化を促進している。
◆第2ソウルフィンテックラップによる成長機会
第2ソウルフィンテックラップは、ソウル市がフィンテック・ブロックチェーン技術企業を育成するために運営する代表的なスタートアップ保育機関だ。ダビダは今回の入居を通じて投資誘致、海外進出、金融ネットワーク拡張などの多様な支援を受けることができるようになった。特に、グローバルフィンテック市場でダビダのソリューションを広く知らせ、教育と金融を融合した革新的なサービスを全世界に広める計画だ。
ダビダ・イ・ウンスン代表は「ダビダは伝統的な教育方式のデジタル化を超え、金融+教育を融合した新しい市場を開拓している」とし「第2ソウルフィンテックラップをきっかけにグローバルピンテック市場でより競争力のあるソリューションを開発し、金融セキュリティ/認証、教育補償システムなどの新しいサービスを拡大していく」と述べた。
今回の第2ソウルフィンテックラップ選定は、ダビダがフィンテック市場でグローバル競争力を備えるために重要なマイルストーンになると見られる。今後もダビダはエデュテック、フィンテックだけでなく建設分野、ヘルスケア分野まで革新的な技術を基に持続可能な成長を続ける計画だ。
一方、ダビダは▲2024 CESイノベーション賞受賞▲産業通商資源部長官賞受賞▲日本AES Global Awards「Silver」受賞▲科学技術情報通信部ICT R&D「優秀」課題選定基金スタートアップ4.0選定▲大韓民国中小企業イノベーション大賞受賞▲4次産業革命フェスティバル創業振興院長賞受賞▲ソウル投資庁CORE 100賞などを通じて技術力と海外市場に対する潜在力を認められた。
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