
同型パスワードベースのデータ分析スタートアップディサイロが韓国信用データと共に進行したデータ活用企画検証事業で「優秀課題」に選ばれた。この事業は科学技術情報通信部と韓国知能情報社会振興院(NIA)が主管し、ディサイロは民間コンソーシアムとして参加した。
今回のプロジェクトで、ディサイロは「デサイロクリーンルーム(DESILO Clean Room、DCR)」という同型パスワードベースのソリューションを活用し、韓国クレジットデータが提供した約3万5千の事業場の金融データを分析した。分析の結果、▲業務単位の再訪問性向群集模型、▲財務安定性などの金融指標を算出し、信用格付けモデルの高度化と金融商品企画に有用なツールとして評価された。当該指標は小商工人金融サービスの改善や地域経済発展支援など多様な分野に活用できると期待される。
デサイロはデータ分析の過程でデータの漏洩なしで100万行の積算演算をわずか40秒で処理し、完成度と速度の面で圧倒的な競争力を立証した。また、製品レベルではデータ品質管理および検証体系を構築し、実際のデータ分析および活用に必要な機能を忠実に実装したという評価を受けた。
ディサイロは金融、医療など様々な産業分野で独歩的なデータ分析経験を積み重ね、技術力と事業性を立証してきた。特に、2022年にはハナ銀行と協力して金融業界で初めて同型暗号基盤サービスを商用化し、以後多数の顧客会社を確保し、安全で円滑なデータ分析・コラボレーション事例を作り出している。
ディサイロのイ・スンミョン代表は「金融業界でデータを深く分析し、商品企画やサービスの高度化に活用する試みが増えており、この時、敏感なデータを流出することなく安全に高品質に分析できる技術が必須」とし、「金融を含む多様な分野で企業がデータ基盤のビジネス価値を創出できる基盤ソリューションである」
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