–昨年第1四半期のARR1,000万ドル達成以来、約1年ぶりに売上規模の2倍以上成長
–生成型AI拡散によるデジタル脅威拡大の流れに合わせて、オールインワンIP保護ソリューションを着実に高度化
– 2026年のARR 6,000万ドル、2027年の1億ドルを目指す新たなIPサービスの順次発売予定

AIベースのIP統合サービス企業マークビジョンは、正式サービス発売4年余りで年間繰り返し売上(ARR)が2,200万ドル(約300億ウォン)を突破したと30日明らかにした。
ARRは購読ベースのサービスの収益を1年単位に換算した指標で、SaaS(サービス型ソフトウェア)企業の持続可能性と成長性を示す核心数値だ。マークビジョンは2021年に独自開発したAIとソフトウェアを基盤に偽造商品と無断販売、違法コンテンツ、ブランド企業詐称などを検出、分析、制裁するサービスを披露し、昨年第1四半期にARR1,000万ドルを達成した。以後わずか1年ぶりに売上規模を倍に引き上げ、グローバルAIベースのSaaS市場でも数えられる高速成長事例として注目されている。
今回の成長は外部市場の環境変化と戦略的な製品方向性がかみ合った結果だ。最近、生成型AIの急速な拡散とともに、偽造商品、無断販売、ウェブサイトおよびアカウント詐称など、さまざまなデジタル脅威が全方位に拡大し、ブランド保護に対する企業の需要が急速に増加している。
同時に、マークビジョンは従来のIPサービスの受動的で断片化された対応方式の限界を克服しようと、AIをベースにIP保護ソリューションを着実に自動化し、1つのプラットフォームからオールインワンでIPサービスをすべて提供するソリューションに領域を拡張してきた。マークビジョンは現在、IPおよびブランド保護に特化した▲マークAI(Marq AI)、世界中の商標出願と管理を支援する▲マークフォリオ(Marq Folio)、各種オフライン調査および取り締まりサービスを提供する▲マクロ(Marq Law)などで構成された統合ソリューション製品群を中心に顧客およびブランドのIPライフサイクルを全面的に展開している。
特に、2024年の1年間、マークAIを通じて合計5,041万件のブランド侵害要素を制裁し、前年比66.5%増加する成果を収めた。偽造商品と無断販売制裁を超えて、ゲーム、ウェブトゥーン、ウェブ小説など違法なコンテンツ遮断や企業や有名人の詐称対応まで範囲を拡大し、技術競争力を立証したことがある。全制裁精度は99.1%に達する。
こうした成果をもとに、マークビジョンは前年比の顧客数を2倍に増やし、急速な成長を続けている。ラッシュ(LUSH)、ルイ・ヴィトンモエヘネシー(LVMH)など、すでに業界をリードするグローバルブランドだけでなく、ティルティル、アヌア、マルボンゴルフなど急成長している国内外の新興ブランドも着実に合流し、顧客の底辺がさらに拡大している。
マークビジョンは今後2026年までにARR 6,000万ドル、2027年までは1億ドルを達成するという目標だ。既存のソリューションに基づいて、IPライセンス、IPブランド資産管理、IPクリエイティブ生成など、IPサービス全般を網羅する60以上のモジュール型スイートを順次発売し、「AI時代のIPオペレーティングシステム」に進化していく計画だ。
マークビジョンイ・インソプ代表は「迅速に変化するデジタル環境の中でブランド保護の重要性がさらに大きくなっているだけに、マークビジョンのAIベースの統合ソリューションが顧客のIP資産を安全に守り、実質的なビジネス成果につながるよう最善を尽くす」とし、「世界100兆ウォンIP市場を技術革新と顧客中心サービスをもとにした。
You must be logged in to post a comment.