
スプリングキャンプはAIを活用した特許検索・分析サービス提供企業ワンドに投資した。ワンドは2024年12月、中小ベンチャー企業部の技術創業支援プログラム「ティップス(TIPS)」に選ばれた。
Wandは、独自開発のPatsolサービスを通じて特許検索、明細書作成、特許分析など、様々な特許関連業務を支援するオールインワンソリューションを提供する。このサービスには、AIベースの特許検索技術、明細書作成支援機能、ポートフォリオ、競争力分析機能などが含まれ、専門家や企業が特許業務をより効率的に処理できるようにする。
ハン・サンホ代表はソウル大学で学士、延世大学で修士を取得した後、特許庁で特許審査官と特許検索エンジンの開発および管理責任者として勤務した経験をもとにワンドを創業した。彼は「特許庁での経験を通じて特許市場の高質な問題を体感し、これを解決するためにAI技術を導入した革新的なソリューションを開発した」と述べた。
ワンドは設立3ヶ月ぶりに重要な成果を成し遂げた。設立1カ月ぶりにスプリングキャンプでシード投資を誘致したのに続き、12月にはティップスプログラムに選定され、技術力と市場の可能性を公式に認められた。ティップスは技術力あるスタートアップに研究開発費と事業化資金を支援するプログラムで、ワンドはこれを通じて最大7億ウォンの支援を受けてAIベースの特許ソリューション研究開発を強化する計画だ。
スプリングキャンプの高経票理事は「ワンドはAIと特許検索の融合という差別化された技術力と市場の可能性を備えたスタートアップで、グローバル市場でも大きな潜在力を持っている」と評価した。
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