
ソウル市は先端技術である人工知能(AI)とブロックチェーンの融合をもとにフィンテック産業の成長を促進し、今後産業をリードするスタートアップの育成を加速すると5日明らかにした。このためソウル市は国内最大のピンテックスタートアップ育成機関である「ソウルフィンテックラップ」入社会社40社を募集すると明らかにした。
「ソウルフィンテックラップ」は2018年、ソウル市が汝矣島金融中心地に設けたフィンテックスタートアップ支援施設で、地理的長所とウィワークスペースを活用して企業に最適な環境を提供している。開館後、368社のフィンテックスタートアップの成長を支援し、2024年第3四半期までの累積売上5,665億ウォン、投資誘致4,059億ウォン、新規雇用創出3,787人などの成果を収めた。
今回の募集は国内外のフィンテック創業企業を対象とし、金融及び情報通信技術を融合したフィンテック産業に該当する事業領域の企業を対象とする。入居企業は創業7年以内の国内ピンテック企業で、1年単位で最大3年まで専用オフィスを提供される。メンバーシップ企業は創業7年以内の国内外のフィンテック企業で、6ヶ月単位で最大1年まで入居できる。
入居審査は書面評価と対面評価で行われ、技術力、市場性、成長可能性などを総合的に評価して最終選定される。 4月中に入居契約と入居説明会が行われ、5月から入居が可能だ。
ソウルフィンテックラップは、入社企業の競争力を強化するために多様な支援プログラムを提供する。主なプログラムとしては、金融規制サンドボックス、スケールアップ、海外進出支援、ライセンスコンサルティングなどがあり、今年は有望なフィンテック企業のグローバル進出を支援するため、海外金融業ライセンス獲得支援やイノベーション金融サービス指定など特化メンタリングも拡大なる。
ソ・ヒドンソウルフィンテックラップセンター長は「ピンテック企業がグローバル市場で競争力を備えて飛躍することができるようにカスタマイズされた支援を通じて革新を引き出す2025ソウルピンテックラップになるだろう」とし、「革新的なアイデアを持つピンテック企業の多くの参加を期待する」と話した。
募集期間は2月4日から3月7日までであり、申請はソウルピンテックラップホームページを通じて可能である。また、支援プログラムに関する詳細は2月19日午後3時に行われるオンライン事前説明会を通じて確認することができる。
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