
駐車ナビ「ウォッチマイル(Watchmile)」システムを供給する(株)ベステララップ(代表首脳数)はタイスマート駐車専門企業Jordsabuy(代表 Thanaphum Sukanjanasiri)と6月26日タイスマート駐車市場内技術協力強化のための業務協約(MOU)を締結した。
2019年に設立されたJordsabuyは、タイ全域で駐車場設計・運営、スマート駐車ソリューション、IoTベースの無人決済システムを提供し、スマートパーキング市場をリードしている。特にバンコク中心商業・公共施設に幅広い駐車管制インフラを構築し、デジタル転換とスマートモビリティ革新を推進中だ。
今回の条約を通じて、両社はベステララブのNon-GPSベースの屋内位置測位技術とAIoTリアルタイム駐車スペース最適化技術をJordsabuyのタイ内駐車場ネットワークおよび運営能力と組み合わせて、タイのスマート駐車場市場の高度化を推進する。さらにバンコク「Summit Tower」内のスマート駐車システム構築事業を共同進行し、現地のカスタマイズソリューションも一緒に開発する計画だ。
ベステララップの「ウォッチマイル」は、室内位置測位技術とLLM(大規模言語モデル)を活用して、既存の防犯用CCTV映像だけでも駐車すれば占有状況を正確に分析、リアルタイムの空き駐車スペース案内およびユーザーカスタマイズルート案内サービスを提供する。現在、ソウル駅、天湖駅、キンテックスなど大型公営駐車場と大規模住宅施設、知識産業センターなどで運営中だ。
また、ベステララップは、GPS信号が届かない室内空間でも、正確な自律走行車両位置と移動経路を支援する自律走行V2Iソリューション「ゼロクルージング(ZeroCruising)」を通じて、自律走行安全性の強化と歩行者保護にも貢献している。
首脳スベステララップ代表は「今回の協約を通じて、ASEAN市場の拠点であるタイで技術競争力を立証し、東南アジア全域で事業を拡大する計画」とし、「Jordsabuyとの協力をもとに、スマートシティ、スマートビルなど多様な分野と連携してスマートモビリティエコシステムの拡大にも乗り出す」と明らかにした。
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