
株式会社クロップ(代表キム・ヒョンジュン)は科学技術情報通信部と情報通信産業振興院(NIPA)が主管する「2025年クラウドベースの医療協力プラットフォーム試験事業」に選定され、6月26日にブンダンソウル大学病院で着手行事を進行したと明らかにした。
今回のデモンストレーション事業はクラウドコンピューティングと人工知能(AI)技術を活用し、医療機関間の協力システム、入院・電源及び診療情報連携システムの高度化を目指す。総10:1の競争率の中で、クロップが含まれたブンダンソウル大学病院コンソーシアムが最終選定され、最大2年間約33億ウォン規模の政府支援を受けることになる。
クロップは同コンソーシアムのコア参加企業であり、同社の既存糖尿病患者回送プラットフォームを基に医療協力機能を拡張したクラウドベースのシステムを開発する。今回の事業を通じて開発されるプラットフォームは、医療機関間の患者の回送及び予約、診療情報の伝達過程をデジタル化し、限られた医療資源内で慢性疾患患者へのより効率的な診療提供を可能にする見通しだ。
クロップは現在、実際の医療現場で使用中の「アフタヌーン」プラットフォームをベースに全国単位サービスの拡大を推進する計画だ。
今回の事業には、クロップ以外にもクラウドEMR専門企業エイチディジャンクション、生成型AIベースの医療診断ソフトウェア開発会社、スムビットアイ、盆唐ソウル大学病院をはじめ、ソウル市宝梅病院、盆唐茶病院、水原病院など計11の医療機関が参加している。
クロップ・キム・ヒョンジュン代表は「今回の事業は単純なシステム開発を超え、患者と医療スタッフが実際に体感できる実質的な医療協力環境を具現することが目標」とし「蓄積された技術力と現場経験をもとに国内慢性疾患管理システムの革新に貢献する」と明らかにした。
盆唐ソウル大学病院パク・サンジュン教授(課題総括責任者)は「糖尿病をはじめとする慢性疾患管理のためには医療機関間の情報共有と協力が核心」とし、「デジタルベースの協力体制を通じて上級総合病院と地域病院間の診療連携を強化し、患者中心の持続可能な医療サービスを構築。
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