
ライダー(LiDAR)のリーダー企業のSoose Labは、東雲アナテックから港湾クレーン用ライダーを発注されたと24日、明らかにした。エスオエスラップは固定型ライダ製品「ML-X」を東雲アナテックに供給する予定であり、東雲アナテックは供給されたライダにASIC(注文型半導体)を搭載して港湾市場を攻略する計画だ。
エスオエスラップと東雲アナテックは、2021年に自律走行および産業用ライダ技術共同開発のための戦略的業務協約(MOU)を締結した後、継続的な協力を続けている。エスオエスラップはライダセンサー開発を、東雲アナテックはASIC設計を担当してきた。
両社は自律走行車両用ライダ開発に注力するとともに、商用化が早い産業用ライダ製品開発も並行している。今回の供給契約は産業用ライダ開発プロジェクトの一環で、両社はコンテナ港湾クレーンに特化したライダソリューション開発に乗り出す計画だ。
国内をはじめ、世界の主要港はIT技術を活用した無人自動化港湾システムの構築に乗り出している。特に、ライダはスマート港湾構築のための無人自動化システムの構築に不可欠な要素として挙げられている。
港湾クレーンの場合、サイズと梱包形態はそれぞれ異なる非定型製品を運ぶ必要があるため、正確な物体認識能力が必要です。ライダは正確な事物認識技術で多様な貨物を効率的に処理することができ、業界ではライダ導入による技術の高度化に注目している傾向だ。
業界によると、全世界の港湾自動化装置市場規模は、2019年に約38億ドルから来る2027年に約57億ドル(ハンファ約8兆ウォン)で、年平均6.4%の成長が予想される。
エスオエスラップ関係者は「今回の供給契約はスマート港湾市場内のライダ導入を加速化するきっかけになるだろう」とし「今後造船業や建設業などクレーンが活用される多様な産業分野にも拡張が可能と期待される」と強調した。 。
続いて「エスオエスラップと東雲アナテックは緊密な協力をもとに、様々な産業で活用可能な革新的なライダソリューションの開発に注力し、グローバル市場競争力をさらに強化する計画」と付け加えた。
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