
ネクストエアロスペース(旧ベッセルエアロスペース)が115億ウォン規模のPre-IPO(上場前投資誘致)資金を確保したと3日明らかにした。今回の投資を通じて会社は財務安定性を高め、防衛産業用無人機技術の高度化及び新事業拡大に拍車をかける計画だ。
今回の投資には新規投資会社である▲ティーインベストメント、▲エムダブルユアンドカンパニーが参加し、既存の投資会社である▲フィジーエスパートナス、▲リーインベストメントは後続投資(Follow-on Investment)を断行した。
ネクストエアロスペースはレジャー・スポーツ用およびパイロット訓練用民手用航空機を開発・量産する国内唯一企業で、最近は多様な無人機プラットフォーム分野に事業領域を拡張している。特に、艦上環境で離着陸が可能な高難度無人機運用技術を独自開発し、技術内在化を成し遂げたことがある。
今回の投資金は防衛産業用無人機の技術高度化、製品開発、新事業推進などに活用される予定だ。同社はこれを通じて、放散分野での立地を強化し、グローバル協力拡大のための基盤を設ける方針だ。
経営実績の面でも可視的な成長傾向が確認されている。同社によると、2023年の売上高は約22億ウォンから2024年には62億ウォンに182%増加し、2025年には主要プロジェクトの本格化により約180億ウォンの売上達成が予想される。
ネクストエアロスペースは現在サムスン証券を上場主管社に選定し、コスダック上場を準備中だ。今年7月中に技術性評価を申請する予定であり、2026年上半期内上場を目指している。
会社関係者は「今回の投資誘致を通じて財務的安定性と技術力をすべて立証することになった」とし「防酸無人機市場内の競争力を強化し、グローバルパートナー企業とのコラボレーション拡大を通じて中長期成長基盤を固めていく」と明らかにした。
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