
KSインダストリーは3日(現地時間)、米国ロサンゼルスで現地企業DOONGJ INV.と消防安全製品「ファイアハンター(FireHunter)」に対する独占流通契約及び業務協約を締結し、米国市場進出を本格化すると7日明らかにした。
今回の条約を通じて、KSインダストリーは米国内の法人「KSファイアハンターUSA」を中心に▲窒息消火砲▲消防マント▲消防ブラインドなど主要製品を米国全域に供給する計画だ。特に消防マントの場合、小学生1人につき1つずつ普及する方案を推進中であり、これは約3,700万人に達する米国小学生数を考慮すると大規模な需要が予想される。
今回の事業は米国西部地域の繰り返しの山火事被害に対応するための措置で、窒息消火砲は消防機関に、消防ブラインドは民間住宅に設置する方式で拡大される予定だ。米国カリフォルニア州消防庁(CAL FIRE)によると、2024年の1年間に8,000件以上の山火事が発生し、約42万5千ヘクタールが消失したことがある。
KSインダストリー側は、ファイアハンター製品が準不燃機能の他にも断熱、防水、通気性を備えた複合機能性素材で構成されており、気候変動による火災リスクに効果的に対応できると説明した。特に、消防マントは超軽量ナノファイバー技術を適用して携帯性を強化し、消防ブラインドはスマート火災検知システムと連動して建物保護機能を高めたことが特徴だ。
これと共に、KSインダストリーは今年第4四半期カリフォルニアでパイロットプログラムを皮切りに西部地域での試験事業を推進し、来る2026年まで米国全域に流通網を拡大する計画だ。
今回の契約の現地パートナー会社DOONG JI ENV.は米国環境安全流通網を保有したLWSの協力会社で、クリーンルームモニタリング企業LWSを導いたキム・テヨン会長が率いる企業だ。 DOONG JI ENV.は「韓国の技術力と米国流通網の結合を通じて両国ともに相乗効果を提供できるだろう」と明らかにした。
You must be logged in to post a comment.