
エイチナム・インベストメントは最近、米国のAI医療映像ソリューション企業サブトルメディカル(Subtle Medical)への投資を完了したと明らかにした。今回の投資は、人工知能技術を活用したヘルスケア分野のグローバル成長可能性を考慮した戦略的決定だ。
サブトルメディカルはスタンフォード大学出身創業者が設立した医療AI企業で、MRIやPETなど多様な映像撮影装置のデータ取得速度を最大80%まで短縮できるディープラーニング基盤ソリューションを開発・商用化している。当該技術は患者の検査時間を短縮し、医療機関には高価な機器の活用効率性と収益性向上効果を提供する。また、造影剤の投与量を従来比で最大90%削減しながらも同じ品質の映像を生成できる技術を開発し、Bracco、Bayerなどグローバル造影剤企業とのコラボレーションを通じて製品を発売中だ。
同社は最近、加速された医療映像に基づいた疾患診断ソリューションの開発も予告し、医療映像分析分野への事業拡大を進めている。現在、米国、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールなど15カ国でソリューションを供給しており、米国と中国ではMRI基準累積販売量1位を記録している。米国内の主要医療機関であるMD Anderson Cancer Center、Mount Sinai Medical Centerなどともパートナーシップを維持している。
エイチナムインベストメント臨床民理事は「サブトルメディカルは医療映像データ市場で差別化された技術力と商用化成果を備えた企業」とし「MRIをはじめとする様々な映像機器分野での拡張が期待される」と話した。続いて「今後もグローバル競争力を備えたVertical AIベースのヘルスケア企業を積極的に発掘して投資していく計画」と付け加えた。
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