
コッセンは9日、イギリス科学機器企業のオックスフォードインスツルメンツ(Oxford Instruments)とイオンエッチング装置(Ion Polisher)ODM(製造者開発生産)供給契約を締結したと明らかにした。
オックスフォードインスツルメンツは、1959年に設立された英国の科学機器専門企業で、材料分析および特性化装置分野で幅広い技術を保有している。特に金属、セラミック、半導体など結晶質材料の分析に活用される後方散乱電子回折パターン分析器(EBSD)市場で高いグローバルシェアを確保している。
今回の契約を通じて、コセムはEBSD分析に不可欠なイオンエッチング装置を設計から開発、生産まで担当し、オックスフォードインスツルメンツは該当機器を自社EBSDシステムとともにパッケージ形態で供給する予定だ。コセムは過去4年間の製品開発と品質評価を経て本契約を成立させたと明らかにした。
ODMは製品の設計・開発から製造までメーカーが専担する方式で、今回の契約はコセンの技術力と品質競争力をグローバル科学機器市場で公式に認められた事例と評価される。
コセン・キム・ヨンジュ副社長は「技術と品質に対する要求水準が非常に高いグローバル企業とのODM契約締結は、コセンの技術力と品質管理体系が国際基準に適合することを意味する」と説明した。
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