
AIベースの農業知的財産(IP)企業(株)ロバース(ROVERS Inc.)が韓国投資アクセラレータをはじめとする投資家から総20億ウォン規模のPreシリーズラウンド投資を誘致したと14日明らかにした。
今回のラウンドには、韓国投資アクセラレータ(5億ウォン追加投資)をはじめ、KB証券、農業政策保険金融院、KDBネクストワンファンド、アントラコリア、アンディスパナスなどが共同参加した。
ロバースは種子IPの発掘から取引、商業化全過程をデータ基盤に統合する品種IPプラットフォームを開発中であり、独自ソリューション「Genix」を通じて品種商業化期間を従来比50%以上短縮している。このプラットフォームは約41万件のグローバル品種データをもとにバイヤーの環境及び需要に合う品種をマッチングし、契約・検疫・流通など商業化過程全般を支援する。
また、AIベースの育種予測ソリューションを独自開発しており、これをもとにカスタマイズされた品種開発とロイヤリティベースのビジネスモデルの拡大を推進している。ロバースはこのような技術を通じて既存育種産業のボトルネック問題を解消し、AI Breedingインフラ構築を目指している。
ロバースは今回の投資金を基にコア品種IP内在化、AI育種ソリューションの高度化、グローバルPoCプロジェクトの拡張、専門人材確保などに集中する計画だ。
一方、韓国投資アクセラレータのチュ・ヨンウ審査役は「ローバーズは種子分野に特化した技術力をもとに農業バリューチェーンの商業化速度を向上させている」とし「AI基盤育種予測技術とグローバルIPデータインフラは農業産業の生産性と予測可能性を高める基盤技術と評価される」と明らかにした。
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