
ビジョンAI専門企業(株)メサクアカンパニーと超低電力ACiM(Analog Computing In Memory)ベースのAI SoC開発業者(株)アイイッチダブルユは、セキュリティ用ハードウェアおよびソフトウェア統合ソリューション開発のための業務協約(MOU)を締結したと30日明らかにした。
両社は今回の協約を通じて顔認識AIアルゴリズムと超低電力AIチップ技術を融合した統合ソリューションの共同研究・開発を推進し、関連PoC(技術検証)プロジェクトや政府課題の遂行、国内外の顧客社発掘など多様な領域で協力を強化する予定だ。
協力分野は、スマートドアなどのIoTやエッジデバイスを中心としたハードウェア・ソフトウェアの共同企画と開発に拡大する。技術分担の面でアイエイチダブルユーはACiMベースのAI SoCとハードウェア設計を専担し、メサクアカンパニーは顔認識AIアルゴリズム開発と関連ソフトウェア技術供給を引き受ける。
アイエイチダブルユーは映像および音声認識のための超低電力アナログAIチップ開発を進行中であり、2026年には単三電池で数ヶ月間作動可能なAI SoCを発売し、2027年から本格的な量産に突入する計画だ。この技術は、電力効率とリアルタイム処理性能に基づいて、モバイルおよびIoT中心のエッジデバイス市場で注目されています。
メサクアカンパニーは自社開発した顔認識AIソリューション「UFACE」を通じて金融、公共、教育など多様な分野に技術を商用化してきた。特に国内金融圏初の顔認証ログインシステム構築と国家モバイル身分証事業参加などで顔認識ベースのセキュリティ技術の商用化経験を保有している。
メサクアカンパニーのイ・ジフン代表は「アイエイチダブル油のAI SoCはバッテリーベース環境で高性能認識が可能な独自技術」とし、「今回の協力を通じてスマートドアなど次世代セキュリティシステムに最適化された統合ソリューションを共同開発し、市場適用を拡大していく」と明らかにした。
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