
建設自動化技術企業スパナ(Xpanner)は7月30日、ソウル江南区COEXで開かれた「NextCon 2025」カンファレンスに参加し、自社の自動化技術と海外現場適用事例を紹介したと明らかにした。
NextCon 2025はスマート建設と建設ロボティクス技術を眺望するイベントで、建設自動化、デジタルツイン、AI基盤技術など未来建設分野の主要トレンドを手がけている。 8月2日まで開催される関連展示会と連携した付帯行事で、カンファレンス初日には約200人余りの業界関係者が参加した中で「建設自動化」をテーマに発表が進められた。
スパナは太陽光発電所建設現場での自動化技術を商用化して注目されている企業で、2024年基準で全体売上高の75%を米国市場で記録した。主な製品である「X1」自動化キットは、既存の機器に装着できる設置型ソリューションで、米国テキサス、アリゾナ、ルイジアナなどの太陽光建設現場に供給され活用中だ。
X1キットは、スパナの自動化コントローラ「Mango」と自社開発インターフェースであるMC/MGパーツで構成されており、複数工程を統合する工程自動化と、装置の走行および施工過程を自動化する装置自動化機能を提供する。これにより建設現場の作業効率性と運用安定性を向上させている。
また、スパナは6月に米国アリゾナ州BESS(バッテリーエネルギー貯蔵システム)組成現場で土工自動化PoC(技術検証)を成功裏に実施し、技術の適用可能範囲を拡大している。
スパナは自動化技術の成功した現場適用のための主な要因で、▲投資と効果主体の一致▲設計~運用まで統合されたプロジェクト管理▲繰り返しかつ整形化された作業に適した技術設計▲ダウンタイム最小化のための対応体制▲作業者にやさしい使いやすさ▲安全規制及び作業環境基盤の技術需要などを
この日発表者に出たチョン・ボンススパナグローバルプロダクトチーム理事は「国内建設革新主体が集まった場でグローバルオートメーション適用事例を共有することができて重要だった」とし「今後様々な建設機械と工程に適用されるX1の活用事例を持続拡大していく予定」と明らかにした。
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