
ライダー(LiDAR)技術専門企業エスオエスラップが約430億ウォン規模の投資誘致に成功し、高性能光センサーSPAD(Single Photon Avalanche Diode)ベースのファブレス事業とロボット用ライダ製品の量産拡大に本格着手する。
エスオエスラップは1日、金融監督院の電子公示システムを通じて第1回目の無記名式無保証転換社債(CB)発行を決定したと明らかにした。
同社は今回調達した資金をSPADファブレス事業の推進及びライダ量産拡大のための運営資金として活用する計画だ。
SPADセンサーは自律走行用ライダーだけでなく、ドローン、モバイル機器の3Dスキャン、増強現実(AR)・仮想現実(VR)機器、医療映像機器(PETスキャナー)、光通信など様々な分野で活用されている。競争力を強化する方針だ。
今回のSPAD事業はグローバルIT企業や国内半導体設計企業とのコラボレーションを基盤としたファブレス形態で推進される。
エスオエスラップはすでに固定型3Dライダーをはじめとする多様な製品を開発しており、今回の投資をきっかけにライダー受信機部門での技術自立度を高め、量産体系を高度化する計画だ。
会社関係者は「SPADベースの技術内在化を通じて価格競争力だけでなく、核心部品の国産化にも速度を出すことができるようになった」とし「今回の投資誘致は当社の技術力と事業モデルに対する市場の信頼を反映した結果」と明らかにした。
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