
自律走行技術専門企業オートノマスエイトゥージ(代表ハン・ジヒョン、以下エイトゥージー)が日本の総合商社金松株式会社(以下金松)と自律走行技術の共同事業化のための了解覚書(MOU)を締結し、日本市場進出を本格化すると5日明らかにした。
今回の条約は、自律走行技術の現地実証及び商用化基盤を設けるためのもので、両社は▲エーツージ技術の日本導入及び実証推進▲現地認証及び法規対応▲合弁法人(JV)設立検討などの協力項目に合意した。金松は日本国内の営業及び制度基盤の確保を、エイトゥージーは技術適用及び実務協力をそれぞれ担当する。
金松は1889年に設立された日本の代表総合商社で、モビリティ、航空・宇宙、ICT、電子、食品、素材産業など多様な領域でグローバル事業を運営している。最近では、先端技術基盤の社会問題解決を主要戦略としている。
日本は高齢化と地域人口の減少により交通サービスの維持に苦しんでおり、これにより自律走行技術に対する需要が高まっている。特に2023年の道路交通法改正を通じて条件付完全無人運行が可能なレベル4自律走行が許容され、制度的基盤が設けられた状態だ。両社はこのような環境をもとに、自律走行を活用した地域交通サービスの改善や人材不足対応など社会的課題解決に寄与できると期待している。
エイツジは現在まで国内13地域で自律走行車55台を運行し、累積走行距離約68万kmを記録している。シンガポール、アラブ首長国連邦などでも国家単位プロジェクトを実施し、技術力が検証され、グローバル企業との協業を通じて海外進出も拡大中だ。また、2024年米国市場調査機関ガイドハウスインサイトが発表したグローバル自律走行技術企業ランキングで韓国企業の中で唯一11位に上がって競争力を認められた。
エイツージのハン・ジヒョン代表は「金松との協力は日本内の自律走行事業進出の戦略的契機になるだろう」とし「自社の技術を基盤に日本のモビリティ革新に寄与し、グローバル市場拡大にも拍車をかける」と明らかにした。
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