
LLM(大規模言語モデル)ソリューション企業オルガイズコリア(代表イ・チャンス)は、科学技術情報通信部主管「独自AIファンデーションモデルプロジェクト」に参加するアップステージコンソーシアムに最終選定されたと6日明らかにした。オルゴイズコリアは今回のプロジェクトで開発されたAIファンデーションモデルをファインチューニングしてグローバル市場進出を担当する。
今回のプロジェクトはアップステージ、ネイバークラウド、LG AI研究院、SKテレコム、NC AIなど5つのコンソーシアムが国家代表AIファンデーションモデル開発のために選ばれた事業だ。アップステージコンソーシアムはスタートアップ中唯一の参加グループで、モデル開発、研究開発、人材養成、産業別特化適用などを目標に産学研協力体を構成した。
オルゴイズコリアはAIファンデーションモデルを分野別・国別にファインチューニングする役割を担っており、エージェントRAGおよびLLMファインチューニング技術力を保有している。自社代表サービス「Alli」は、エンタープライズ顧客が生成型AIアプリとAIエージェントを手軽に構築できるカスタマイズ型LLMオールインワンソリューションで、100以上のアプリとエージェントをサポートする。
また、Olgoize Koreaは、MCPベースのエージェントビルダーとオンプレミス方式のLLMプラットフォーム構築機能を通じてセキュリティが要求される企業や公共機関にも対応可能な技術を提供している。
オルゴイズは韓国、米国、日本などで約300以上のエンタープライズ顧客を確保しており、日本市場では三井住友銀行(SMBC)、野村証券、日立など主要企業にサービスを提供している。日本市場調査機関デロイト・トマツMIC経済研究所の2024年報告書によると、「アリ」は日本国内のAIアプリ開発ローコード・ノーコードプラットフォーム部門でシェアと売上1位を記録した。
李昌洙(イ・チャンス)オルゴイズ代表は「今回のコンソーシアム参加を通じて韓国AI技術のグローバル競争力強化を支援する」とし「日本市場シェア1位および300カ所のグローバル顧客経験をもとに海外進出を加速化する」と話した。
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