
グローバルアウトドアブランドODM専門企業(株)東人技研が金浦本社に太陽光発電設備構築を完了したと8日明らかにした。これに先立ち、ベトナム生産法人(DIVN)に続いて2番目に進められた設備拡充で、企業レベルの再生エネルギー転換およびRE100履行のための基盤づくりに本格的に乗り出したという評価だ。
今回、金浦本社に設置された太陽光設備は年間約318,854kWhの電力を生産できる規模で、これは全体使用電力の約24.8%を代替できる水準だ。これにより年間約146.3トンの炭素排出量を削減できると期待され、温室効果ガスの削減や炭素中立の実現にも貢献する見通しだ。
RE100(Renewable Electricity 100%)は、企業が使用する電力の100%を再生エネルギーで充てるというグローバルキャンペーンだ。同人技研は今回の金浦本社設備を含め、ベトナム生産法人に構築した太陽光インフラを基盤に、段階的な再生エネルギー転換を推進している。
近年、気候変動対応のためのESG経営の重要性が大きくなり、グローバルアウトドア業界全般でも持続可能な生産方式に対する要求が高まっている。代表的にアウトドアブランドアクテリックス(Arc'teryx)は2030年までサプライチェーン全般で温室効果ガス間接排出量を42%削減する計画を発表したことがある。したがって、サプライヤーはまた、再生可能エネルギーの使用と炭素削減活動を強化する傾向です。
同人技研はベトナム生産法人をESG製造システムに転換しており、フィリピン生産法人にも太陽光設備を順次増設する予定だ。同社はこのような全社的な環境にやさしいインフラ拡大を通じてグローバル顧客企業の持続可能な経営基準に適合し、RE100達成はもちろん長期的な環境にやさしい製造競争力を確保していく方針だ。
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