
ナウロボティクス(代表イ・ジョンジュ)は、DGIST(大邱慶北科学技術院)ロボット工学科オ・セフン教授であり、自社技術理事(登記理事)とともに、産業現場に実際に適用可能な高速・精密産業用ヒューマノイドロボット開発のための産学協力協約を締結し、本格的な共同開発に協定した。
協約式は11日、ナウロボティクス本社で行われ、両側は2026年までコア技術開発と試作品完成を目指す共同研究プロジェクトを公式化した。今回のプロジェクトは、精密作業が可能な高速・精密ヒューマノイド開発を目指し、関節別出力と剛性を最適化したモジュール型構造設計と多様な作業シナリオに対応する位置力ハイブリッド制御戦略を核心とする。ここに剛性調整によるシステム特性変化をリアルタイムに反映する動的適応制御アルゴリズムを適用し、既存の固定剛性方式の限界を超える次世代ロボットプラットフォームを実現する。
全世界のヒューマノイドロボット技術は、これまでの自由度確保、バランス維持、歩行機能の実装など「人のように動くこと」に集中して発展してきた。これらの技術は実証と研究成果では優れていたが、定められた工程を迅速かつ正確に繰り返し遂行しなければならない産業現場で実使用された事例はほとんどなかった。今回のプロジェクトは、速度・精度・繰り返し性・強靭性を同時に満足させる産業用ヒューマノイド開発を目指すという点で差別性がある。
ナウロボティクスは今回のプロジェクトで確保した技術を自社自律走行モバイルプラットフォーム(NUGOシリーズ)と結合し、移動して複合作業を行うことができる自律移動型産業用ヒューマノイドへの拡張ロードマップも準備中だ。
イ・ジョンジュ代表は「既存ヒューマノイドが主に歩行・均衡中心の研究開発にとどまったら、我々は実際の産業現場で精密かつ迅速な作業が可能な高速精密型産業用ヒューマノイドを目指しています」とし、「DGISTの精密制御技術とナウロボティクスの産業プラットフォーム技術が結合した今回のプロジェクトは技術を実現。
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