
AI需要予測専門企業インパクティブエイアイ(代表チョン・ドゥヒ)がシリーズAラウンドを通じて総82億ウォン規模の投資を誘致した。今回の投資には、Aベンチャーズ、現代投資パートナーズ、ロッテベンチャーズ、CJインベストメント、IBKベンチャー投資などが新規参加した。
既存の投資会社の中では、信用保証基金が後続投資を執行した。今回のラウンドを含む累積投資金は総108億ウォンに達し、これとは別にディープテックチップスによる支援金も追加で確保した。
インパクティブエイアイは現在までに合計61件のAI特許を出願および登録し、ドイツベルリンで開かれた「ドライブリーベルリン(Drivery Berlin)」マーケットプレイス大会で優勝し、技術力を公式に認められた。最近では、ヨーロッパ最大の応用技術研究所であるフラウンホーファー(Fraunhofer IWU)と予測技術共同開発協力も始まり、グローバル技術市場でも注目されている。
今回の投資ラウンドは、戦略的パートナーシップを伴う事業的シナジー中心の投資で行われたという点で注目される。ロッテベンチャーズは、インパクティブエイアイがロッテイノベートだけでなく、ロッテケミカルなどロッテ系列会社と契約を相次いで受注する過程に注目し、その相乗性の可能性を高く評価して投資に参加した。 CJインベストメントはCJ第一製糖に原材料価格予測と新製品需要予測ソリューションなど2回にわたってAI技術を供給することになったきっかけを基に、さらなる協力の可能性を見て投資に乗り出した。現代投資パートナーズは現代エレベーターなどグループ系列会社との技術連結議論を通じて投資に乗り出した。
エイベンチャーズのキム・テギュ副社長は「企業の本質は収益創出にあるため、売上増大とコスト削減という二軸で実質的な効果が期待できるソリューションに注目した」と述べ、「複雑なAIモデルを融合し、顧客企業が高度なAI開発人材を確保できなくても企業が手軽に活用できるように、全般にAI技術が急速に拡散する流れと噛み合い、構造的な市場成長の可能性を備えたと判断し、今回の投資を決定することになった」と提示した。
インパクティブアイアイチョン・ドゥヒ代表は「我々は明確な顧客ニーズに選択と集中し、需要予測分野でトップティア技術力と実質価値を提供する企業として位置づけている」とし「今回の投資誘致を契機に技術高度化とグローバル市場進出にさらにスピードを出す計画」と明らかにした。
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