
AIセキュリティ合成データスタートアップ(株)キュービック(CUBIG、共同代表配護、チョン・ミンチャン)がシリーズA投資ラウンドを完了したと13日明らかにした。今回の投資には英国投資会社Iona Star LPと国内ベンチャーキャピタルフレンド投資パートナーズが共同で参加し、累積投資金額は90億ウォンを超えた。
キュービックは、機密性の高い個人情報にアクセスすることなく、AIの学習と分析に必要な高品質の合成データを生成する技術を開発しました。主要製品である「X-PERT」は、差分情報保護技術を基盤としたノーコードAIプラットフォームで、シルデータなしでも金融、公共、医療など多様な産業環境に適したマルチモーダルデータを生成、シミュレーションできる。現在、京保生命、IBK企業銀行、江南区庁などのセキュリティ要求が高い国内主要金融機関と公共機関を顧客として確保しており、ネイバークラウドプラットフォームの入店を通じてSaaSベースのサービス拡張も準備中だ。
投資金は英国など主要海外拠点に現地法人を設立し、グローバル市場進出のためのセールス及びマーケティング能力の強化、核心人材確保に優先投入される予定だ。また、金融、公共、医療分野別にカスタマイズされたAIエージェントモデルの開発と、データ生成から検証、取引、活用まで合わせる統合データ生態系プラットフォームの構築に集中するという計画だ。
今回の投資は、キュービックの技術力と事業性がグローバル市場で認められたという点で意味が大きい。特にヨーロッパの個人情報保護法(GDPR)など厳しい規制が適用される環境で、キュービックの差分情報保護基盤の合成データ技術は独自のソリューションとして評価されている。イギリス投資会社Iona Star LPは、キュービックとともにヨーロッパ内の金融機関とビッグテク企業対象PoC(概念検証)を推進し、技術拡散を支援する予定だ。
キュービック配護代表は「今回の投資を通じてグローバル市場進出のための戦略的パートナーシップを確保した」とし「検証された技術力と事業成果を基に、欧州と北米市場で本格的な拡張を推進し、世界的なAIデータインフラ企業として成長する」と明らかにした。
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